座高

テーマ:よもやま話
私は身長があまり高くありませんで、そうですね~、幼稚園から現在に至るまで一つの学級でいうと前から3~5番目くらいのポジションをずう~っと維持してきたように思います。

人によると成長の時期に差があって、幼い頃はチビだったのに高校で急激に伸びたとか、幼稚園の時は一番後ろだったのにその後伸びなかったとか色々なパターンがあるでしょうけど、私はほぼ一貫してチビの部類。しかし、それほど身長コンプレックスを感じたことはありません。

そりゃあ高いに越したことはないんでしょうが、それよりも意外と気になったのが座高。身体測定といえば、身長、体重に加えて必ず座高の測定がありまして、こればっかりはむしろ短い方が嬉しい。何せ座高が高い=足が短いですからね。

こんなことを書いたのも、12/10の日経春秋欄に座高の測定が早ければ再来年から止めになる、ということが書いてあったから。なんでも文科省の有識者会議が「ほとんど役に立っていないのだから廃止すべきだ」という報告をまとめたんだそうです。

座高の測定が始まったのは昭和12年。戦時体制下で「胴体が長いと内蔵が丈夫で兵隊に向いていることがわかるから」という理屈だったそうですが、結局そんな根拠もなくまた発育との関係も明らかにされないままに、ただ法令が学校に義務付けられているという理由で今日まで来ているとのこと。

で、現在では座高の大義名分は「机や椅子の高さの調整に活用するため」というものに変わっているのだけれど、その通りに座高に合わせて机や椅子の高さを調整する学校はないそうです。ちなみに、私達が子供の頃は
こんな感じの木製だったけど
今やデジタル

こんな精密な機械つくってどうするの?座高など測る国は他にないそうで輸出もできないのに。それはともかく、私は内臓が弱いのですが、そういう意味では戦前の座高と内臓の関係説、当たってるんじゃないかな~。


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