繰越明許費
テーマ:まちづくり
2013/12/09 09:31
教育委員会の定例会で教育予算に関する説明をしていただくことがあるのですが、先日聞いたこともない用語が出て参りまして、そのまま放置するとすっきりしないので尋ねてみました。
それは「繰越明許費(めいきょひ)」なるもの。「これはどういう意味なんですか?」と尋ねましたら、事務局サイドが言葉の意味そのものではなく支出の明細について詳しく説明され始めましたので、「いやいや明許費の意味がわからないので」と。
皆さんはわかりますか?これは、今年度で支出する予定だったのだけれそ、想定外のこと、例えば工事の遅れなどで次年度に予算執行を繰り越すことになった経費のことだそうな。
家に帰って「明許」なる言葉があるのかと辞書を引いてみたのですが出てきません。単独で使われる言葉ではないようで「繰越明許費」以外に使用例は無いのではないでしょうか。役人の造語なんでしょうか?
さらに教育委員会の予算説明でよく出てくる「債務負担行為」。これもようわかりません。何か他人の借金の肩代わりでもしてあげるんかいなと思ってしまうような用語です。
これはどうやら、先の「繰越明許費」とは少し異なりまして、最初から単年度では執行不可能なことがわかっていて、あらかじめ翌年度以降の予算支出を前提に契約を行うことなんだそうです。学校なんかを新設する場合に1年間では完成しないことがわかっている場合に発生するのでしょう。
これ以外に似たようなもので「継続費」なるものもあるようです。これは契約が続く限り、電気、水道、電話など毎年継続して支出することがわかっている経費なんだそうな。
役所の予算は単年度でしかも単式簿記ですから、我々が普段馴染んでいる会計用語とは全く異なるものが出て参りますので戸惑ってしまうのですが、知ったかぶりせずに分からないものは分からない、おかしいものはおかしいと言い続けて行きたいと思います。
それは「繰越明許費(めいきょひ)」なるもの。「これはどういう意味なんですか?」と尋ねましたら、事務局サイドが言葉の意味そのものではなく支出の明細について詳しく説明され始めましたので、「いやいや明許費の意味がわからないので」と。
皆さんはわかりますか?これは、今年度で支出する予定だったのだけれそ、想定外のこと、例えば工事の遅れなどで次年度に予算執行を繰り越すことになった経費のことだそうな。
家に帰って「明許」なる言葉があるのかと辞書を引いてみたのですが出てきません。単独で使われる言葉ではないようで「繰越明許費」以外に使用例は無いのではないでしょうか。役人の造語なんでしょうか?
さらに教育委員会の予算説明でよく出てくる「債務負担行為」。これもようわかりません。何か他人の借金の肩代わりでもしてあげるんかいなと思ってしまうような用語です。
これはどうやら、先の「繰越明許費」とは少し異なりまして、最初から単年度では執行不可能なことがわかっていて、あらかじめ翌年度以降の予算支出を前提に契約を行うことなんだそうです。学校なんかを新設する場合に1年間では完成しないことがわかっている場合に発生するのでしょう。
これ以外に似たようなもので「継続費」なるものもあるようです。これは契約が続く限り、電気、水道、電話など毎年継続して支出することがわかっている経費なんだそうな。
役所の予算は単年度でしかも単式簿記ですから、我々が普段馴染んでいる会計用語とは全く異なるものが出て参りますので戸惑ってしまうのですが、知ったかぶりせずに分からないものは分からない、おかしいものはおかしいと言い続けて行きたいと思います。