チバリヨ~

テーマ:スポーツ
昨日は都合により、高校野球の準決勝を観戦することができなかったのですが、はっきり言って今年は花巻東を応援しておりました。彦根東が敗れた相手であること、そして何と言っても身長150cm台の千葉くん。

カット打法で四球を選び必ず出塁、相手の千葉シフトを破ってのヒット、さらに守っても相手のヒット性の当たりを好捕するなど、間違いなく今大会で最も輝いていた選手だと思っていました。

外出から帰宅して妻に結果を聞くと、「花巻負けたわぁ~。何か千葉くんが全然今までの千葉くんと違っていておかしかったのよ」と。

冗談で、「ネットでせこいとか言われたんとちゃうか?」と言うと、妻が「そんなもん見てる暇ないでしょ」と。すると息子が「いや、意外と見てるんやて、休憩時間にスマホとか」

ところがどうやら、彼を責めたのは世論ではなく審判団だったらしい。千葉くんが粘って5打席5出塁した準々決勝後審判団は、千葉の打法について「打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、バントと判断する場合もある」と定めた高校野球特別規則があることを佐々木監督らに伝えた、とのこと。

このため、準決勝でもカット打法を続けるとファウルがバント失敗とみなされることを懸念した千葉くんは、独自の打法を封印し、結局4打席とも出塁できず、試合後自分のバッティングができなかったと号泣したらしい。

報道によれば、大会本部は指摘のタイミングについて「3回戦までは問題なかったが、準々決勝で(バントと)紛らわしく思える打ち方があった」と説明しているらしいが、これってどうなんでしょうね?

やろうと思ってもあそこまで見事にファウルで粘ることって実際困難でしょうし、常総学院戦ではシフトを破って2安打しているし、万が一その指摘をするのなら、彦根東戦の後、あるいは大会後にすべきでは無かったでしょうか?

あの戦法を毎年誰かがやるようになったら確かに困るけど、少なくとも完璧に技術を磨いた先行者としての彼の活躍は讃えられ、最後まで正当に評価されるべきものであったように思います。千葉くん、よくやった!お疲れさん。

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