クールボズ再提案

テーマ:よもやま話
近年、本当に夏が暑くなりまして、さすがにクールビズがかなり浸透してきたように思います。相変わらず格好良くはないと思いながらも、少しずつ見慣れて来たような気がします。

しかし、そんなクールビズの習慣の前に鋼鉄の厚い壁のように立ちはだかり、一歩たりとも中には踏み入れさすまい、そんな世界がなお存在しております。それは葬儀。

先日もお葬式に参列する機会がございまして、まあ式場はいわゆるホールですから冷房は効き過ぎるほど効いておりまして、式中の環境に不満があるわけではございません。しかし、いったん葬儀場から外に出るとむっとした熱気に思わず汗が吹き出てくるような不快感。

そして、個人的に2,3回経験があるのですが真夏の自宅葬。これは堪りません。直射日光を遮ることのできる陰を確保するのがまず第一条件。よしんばそれがかなったとしても高温多湿の環境下、熱中症でこちらの命の心配をしなくてはならなくなります。

こんな真夏の葬式。クールビズを唱える声も無くはないのですが、むしろやはり「葬儀は厳粛なる服装で」、「ノーネクタイなど論外」という意見のほうが主流のような感じです。女性の場合は黒の半袖ワンピースなどがあって多少救いがあるようですが、男性の場合、喪服といえば例のあれ1本ですもんね。

沖縄の葬儀は黒のかりゆしで行われているそうで、おおそれはいいじゃないか、是非それを採用してもらおう、と思ったんですけど、
この写真見るとね
ちょっとやっぱり引きますでしょ。

そこで、随分前に半ば冗談で提唱した「クールボズ(COOL-BOZ)」を再びここに。そう、輪袈裟の着用。先日の葬儀にも1名だけ半袖白ワイシャツに黒ネクタイ+輪袈裟の方がお見えでした。一人涼しそうでしたね。まあ、一人でこの格好するのはちょっと勇気いるけど、みんなで渡れば怖くないでしょ。
こんな風に
種類もいろいろ

こんだけ言うてもあきまへんか、クールボズ?

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