あんば日傘
テーマ:よもやま話
2013/08/14 09:15
8/11の日経春秋欄は一言でいうと「男の日傘のススメ」。確かに、日傘といえば女性のもの、男で日傘を差している人は見かけたことがありません。「日本大歳時記」の夏の部には、「江戸後期には京阪地方で男の日傘が流行したことがあったが、後に禁制になった」と書いているそうです。
「そのたたずまいがお役人のカンに障ったのだろうか」と編集子は書いていますが、「乳母日傘(おんばひがさ)」という言葉があるように、日傘で守られた男は軟弱というイメージがあり、富国強兵の国家づくりにはそぐわなかったのかもしれませんね。
しかし、こう暑いと日傘でも差して歩かんと、頭がどうかなってしまいそうです。先日、暑い京都の街を帽子をかぶって歩きましたが、陽射しは防げても帽子の中がムシムシしてこれはこれで不快。
日経春秋の編集子、先日炎天下を悠々と行く黒いコウモリを見て、自分も試しと手持ちの折り畳み傘を広げて猛暑の街を歩いてみたそうだ。「これが思った以上によい。ちょっとした発見だ。」とも書いてある。
まわりの人の目が気になるが、18世紀の英国では雨傘ももっぱら女性の愛用品だったものが、ジョナス・ハンウェイという男がひとり使い始めて、やがて男女の別がなくなっていったそうだから、日傘もやがてそうなるのではないか、というタッチで春秋欄は締められていました。
まあ、男は格好なんて気にせずに最初から雨傘を日傘と兼用すればいいように思いますけどね。日傘は綿製などで防水製に欠けるけど、ポリの雨傘は色の濃いものであれば紫外線も防げるらしい。
まあ、暑苦しいってのはあるけれども、それ以上に昨今の天候が暑苦しいを通り過ぎてるではないですか。それと近年富に増加するゲリラ豪雨。強烈な陽射しと突然の夕立に備えた晴雨兼用傘。誰かオシャレなやつ考えだしてくれんか。
「そのたたずまいがお役人のカンに障ったのだろうか」と編集子は書いていますが、「乳母日傘(おんばひがさ)」という言葉があるように、日傘で守られた男は軟弱というイメージがあり、富国強兵の国家づくりにはそぐわなかったのかもしれませんね。
しかし、こう暑いと日傘でも差して歩かんと、頭がどうかなってしまいそうです。先日、暑い京都の街を帽子をかぶって歩きましたが、陽射しは防げても帽子の中がムシムシしてこれはこれで不快。
日経春秋の編集子、先日炎天下を悠々と行く黒いコウモリを見て、自分も試しと手持ちの折り畳み傘を広げて猛暑の街を歩いてみたそうだ。「これが思った以上によい。ちょっとした発見だ。」とも書いてある。
まわりの人の目が気になるが、18世紀の英国では雨傘ももっぱら女性の愛用品だったものが、ジョナス・ハンウェイという男がひとり使い始めて、やがて男女の別がなくなっていったそうだから、日傘もやがてそうなるのではないか、というタッチで春秋欄は締められていました。
まあ、男は格好なんて気にせずに最初から雨傘を日傘と兼用すればいいように思いますけどね。日傘は綿製などで防水製に欠けるけど、ポリの雨傘は色の濃いものであれば紫外線も防げるらしい。
まあ、暑苦しいってのはあるけれども、それ以上に昨今の天候が暑苦しいを通り過ぎてるではないですか。それと近年富に増加するゲリラ豪雨。強烈な陽射しと突然の夕立に備えた晴雨兼用傘。誰かオシャレなやつ考えだしてくれんか。