合併問題特別委員会傍聴

テーマ:まちづくり
5日の臨時議会で、1市6町合併法定協議会設置案を「全会一致で継続審議」、議長不信任動議で辞任、「あほなこと言うてなよ」という野次に「出席停止」の懲罰処分、委員会での市長退席要請等々、国政も顔負けの混乱が続いております長浜市議会。

ネットで議会の様子が見られるというので、5日のビデオをちょっと眺めますと、辛気臭い議事進行、やたら多い休憩、議長の発言ばかり聞こえて、議員さんの言ってる事は聞こえなかったりと、これでは無意味と思っていましたところ、知人から「合併問題特別委員会があるので傍聴に行かないか?」というお誘い。

ということで、昨日3時からの委員会を傍聴して参りました。さすがに合併に対する関心が高いのか数多くの傍聴者。委員会とはいえ、議員さんも全員出席ではなかったでしょうか。さてまず、市議会が「継続審議」の「付帯条件」とした三項目に対する事務局側の対応案を市長が説明。

H委員長: 「今の市長の説明に対する補足はありませんか?」

市長: 「私の思いの丈はすべて話しました」

一人の議員が質問をしようとしたところ、委員長が「まだ質疑の段階ではない」と押えて、少し話してから徐に 「それでは委員長としての見解を述べさせていただきたい」と言い放ち、「今の市長の説明では我々が全会一致で求めた付帯条件を満たしているとは言えないので、これにて委員会は散会とします」と、あっさり打ち切り宣言。

結局、質疑応答は全く無し。傍聴席は一斉に拍子抜け「どういうこと~、せっかく来たのに」。合併反対派の議員が次々と委員会室を退場していくと、傍聴していた市民の一人が「お前ら何やっとんのや!長浜の恥やないか!バッジをはずして退席せえ!」と怒号を浴びせる。小声ながら賛同する声多数。

この後、N議員が「今、おい!て言うたやつだれや?」と傍聴席めがけて歩いてくると、当の一市民が「わしや!」この後、N議員が「いつでも勝負したるぞ」「表に出え」とか言っても、一歩も退きませんでしたが、間を分ける人あって事なきを得ず。

N議員は、「議会が全会一致で要求した事を守っていないのだから散会は当然」と主張。この後、一部議員から委員長の議事運営に対する批判も飛び交うが、そんな中、先日出席停止の懲罰を受けたO議員が颯爽と挙手して

「地方自治法○条○項に基づき、明日臨時議会を招集していただくよう、市長に要請いたします!」と発言。

市長、これを了として「わかりました。明日臨時議会を招集いたします」

N議員の「それは民主主義に反する」の声に対して、O議員「これが民主主義や」

皆さん、本日の臨時議会傍聴に行ってみませんか?(本当に開かれるのかどうかは未確認です。何せ今日はお役所は休みのはずですからね)。皆さんが選んだ議員さんですから、皆さんが責任を持ちましょうね。



民主主義は最悪の政治形態であると言える。ただし、これまで試されてきたいかなる政治制度を除けば。」 -チャーチル

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