待ち時間の予測
テーマ:よもやま話
2009/02/07 09:25
1/17の日経plus1に「待ち時間は予測できる」というコラムが掲載されておりました。スーパーのレジ、人気飲食店、銀行のキャッシュコーナー、最近では「白いたい焼き」など様々な生活場面で「行列して待つ」という現象を体験いたします。
で、待ち時間は予測できればストレスはかなり緩和できるはず、と書かれておりまして便利な公式が紹介されておりました。
それは「リトルの公式」すなわち(待ち時間=待ち人数÷人の到着率)であります。
例えば、列に並んでおりまして、1分間に新たに列に加わった客数が2人としましょう(→人の到着率=2人/分)。そして、待ち人数の総数が12人としますと、待ち時間(分)=12人÷2人/分=6分、となるわけです。
もう一つ「青信号に変わって発進できるまでの時間」についても書かれておりました。
車で信号待ちの時、青に変わってもなかなか発進できず、いらいらしたことはないでしょうか?これは青信号になって一斉に全車が進むのではなく、先頭の車から順々に発進し始めるからで、自動車の「発進の波」が後に伝わる速度は5.6m/秒だそうです。
前の車の発進が次の車に伝わるまでには、(車の長さ)+(車間距離)=8mと程度とすると、8m÷5.6m/秒=約1.4秒かかります。つまり1.4秒に1台進むので、自分の前の台数に1.4秒をかければ、待ち時間となる仕組みです。前に10台並んでいたら青信号に変わってから14秒経たないと発進できません。
これらのことは以前読んだ本に書いてあったな、と思い調べましたら、「渋滞学」(西成活裕/新潮選書)という本でした。「高速道路で車間距離40m以下になると渋滞が発生する」といったことも書いてありましたが、大変面白いお奨め本です。
皆さんのお店もいつ行列のできるお店に変身するとも限りませんが、行列のできる店になるまでの待ち時間はどうやら予測できないようです。残念!
で、待ち時間は予測できればストレスはかなり緩和できるはず、と書かれておりまして便利な公式が紹介されておりました。
それは「リトルの公式」すなわち(待ち時間=待ち人数÷人の到着率)であります。
例えば、列に並んでおりまして、1分間に新たに列に加わった客数が2人としましょう(→人の到着率=2人/分)。そして、待ち人数の総数が12人としますと、待ち時間(分)=12人÷2人/分=6分、となるわけです。
もう一つ「青信号に変わって発進できるまでの時間」についても書かれておりました。
車で信号待ちの時、青に変わってもなかなか発進できず、いらいらしたことはないでしょうか?これは青信号になって一斉に全車が進むのではなく、先頭の車から順々に発進し始めるからで、自動車の「発進の波」が後に伝わる速度は5.6m/秒だそうです。
前の車の発進が次の車に伝わるまでには、(車の長さ)+(車間距離)=8mと程度とすると、8m÷5.6m/秒=約1.4秒かかります。つまり1.4秒に1台進むので、自分の前の台数に1.4秒をかければ、待ち時間となる仕組みです。前に10台並んでいたら青信号に変わってから14秒経たないと発進できません。
これらのことは以前読んだ本に書いてあったな、と思い調べましたら、「渋滞学」(西成活裕/新潮選書)という本でした。「高速道路で車間距離40m以下になると渋滞が発生する」といったことも書いてありましたが、大変面白いお奨め本です。
皆さんのお店もいつ行列のできるお店に変身するとも限りませんが、行列のできる店になるまでの待ち時間はどうやら予測できないようです。残念!