じんとにっく

（その１）

東京の兄と大阪の姉が、母を温泉に連れて行くという話が出て

母：　私な～、温泉嫌いなんや、心臓悪いし。あんなところで倒れたら迷惑かかるやろ。

妻：　何を言ってるんですか。実の息子と娘に何も気兼ねすることないじゃないですか。

母：　いやあ、温泉て、ほら若いぴちぴちした人はええわいな。胸もボンボンと出たって。私ら、お腹だけやがな、ぼこ～っと出たるのは。

私：　ほんなスタイル気にしてどうするん。

母：　いやぁ、しかし温泉はかなんわ。

妻：　ごちゃごちゃ言ってないで連れてってもらって下さい！



たまにはお出掛けしてほしい．．．．か？



（その２）

晩御飯の鍋で、開かないはまぐりを持ち上げて

妻：　あ～死んでるかもしれんわ、このはまぐり

息子：　えっ！貝って生きてるのを入れるん？死んでたら何であかんの？

妻：　「貝毒」に当るんや

息子：　生きてるか死んでるかどうやって「解読」するん？

妻：　事前に「嗅いどく」とか．．．

私：　でも死んでる貝は安いんやろ。「買得」とか言って．．．

母：　．．．．．．。



私は貝になりたい．．．．か？