見るマスカラス

テーマ:よもやま話
インフルエンザが蔓延しております。そして冬が終わると今度は花粉症の季節。ということで、日本人にとってマスクは必需品になりつつあります。マスクと言えば純白のガーゼ型がもっぱらでしたが、近年はカラス天狗みたいな妙ちくりんな形のものが世の中を席巻しているなと眉をひそめていたら、そんな甘いものではありませんでした。

新聞によりますと、最近こんなものが人気を博しているようでございます。

その名も「デコりマスク」。大阪の川本産業が昨季から売り出したもので、同封されたレースやラインストーンのシールで携帯電話のように「デコれる」のが売りだとか(2枚入り399円)。

さらにさらに、京都の和雑貨店「くろちく」が2006年に発売した「和柄マスク」は、ツバキなどをあしらった和風の柄が人気を集め、今季は既に3万枚近く売れているとか(1枚420円)。「くろちく」さんのなさることなので間違いはあるまいとは思うのですが、一歩間違えれば柄パンを口にかぶせているようにしか見えないところが微妙です。

昔、「千の顔を持つ男」という異名を持つ「ミル・マスカラス(千の仮面の意)」という覆面レスラーがおりまして、試合ごとにかぶるマスクを変え観客を楽しませていたのを思い出しますが、千の柄のマスクをつけた女性が街中を闊歩するのを見て楽しむ時代も遠くないのでしょうか。

今後そのものずばりの「マスクメロン」柄とか「タイガーマスク」、それにひらがなの筆文字で「です」と書かれた「デスマスク」とか出てきそうな、いや~な予感もするのですが、日本人はやはりクラシックな純白型で「まっすく」歩んでほしいと私などは思います。

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