定住自立圏構想

テーマ:まちづくり
先週滋賀夕刊に掲載された合併に関する一部市議連からの意見広告に対して、船浅さんアロマ大使さんねむりはかせが自分の考えを書かれ、私もコメントさせていただきました。

そんな折に『総務省が10月28日に発表した「定住自立圏構想」の先行的実施団体に、彦根市と甲良、多賀、豊郷、愛荘の1市4町の圏域が決まった。』という報道を目にいたしました。恥ずかしながら、私この「定住自立圏構想」なるもの初めて目にいたしました。これは一体何物で、何を目的にして作られたものなのでしょうか?

同構想は、中心市と周辺市町村が協定を結び、圏域として都市機能を集約し、地方の格差拡大を防ぐのが狙いなんだそうですが、彦根圏の1市4町は合併に頓挫しておりますので、その代わりとなるべきものなのでしょうか?

ネットで調べてみますと、

定住自立圏は、関係市町村間で協定を結び,、住民の生活機能の強化を図るものであるのに対し市町村合併は、関係市町村が一体化することにより、規模・面積を拡大し、行政主体としての機能の強化を図るものである。

しかしながら、合併市町村の中においても、都市機能の活用について、旧中心市と旧周辺市町村の間には同様の関係が存在していると考えられ、結果として、一つの合併市町村で定住自立圏を形成する場合もありうるものと考えられる。この場合、都市機能の集積がある旧中心市の地域を、中心市と同様に取り扱う必要がある。

協定による圏域マネジメントの一元化により、これまで一部事務組合等による広域行政で問題とされてきた意思決定の複雑化の問題は解消されるが、周辺市町村の住民が中心市の圏域マネジメントにどのように参画していくかという課題もある。その意味で、合併は周辺市町村の住民が圏域マネジメントに参画できるようにする手段という見方もできる。」

と、書いてありました。

なんだか、わかったようなわからんような...。結局、手をかえ品をかえ合併に誘導していこうという考えなんでしょうが、こんなもの見たら、逆に「別に合併しなくてもいいんじゃないの」という意見が出てきてもおかしくはありません。

そもそも広域合併を地方任せにするから、好き嫌いや議員定数などの感情的な問題がでてきて、却って混乱と相互不信をうみだしているように思います。さっさと道州制移行を決定して、国主導で新市のエリア分け(例えば滋賀県なら選挙区で)を行なうべきです。



アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2008/11      >>
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧