ファイナライズ

テーマ:よもやま話
東京に居る兄が、石ちゃんが来たときのテレビ放映を見たい(連絡していなかったので知らなかった)と言うので、DVDのハードディスクに録画してあったものを、DVR-Rとやらに再録画して送りました。

数日経って兄から「何も映っていない」という連絡があったので、録画をしてくれた妻に確認したところ、「念のため録画したものを再生して映っているか確認した」とのこと。自慢ではないが兄も私も電気系統の話はちんぷんかんぷんで、お互いにこうした機器の操作は家族任せであります。

どちらに原因があるのかわからないまま1ヶ月ほど経って、兄からわざわざ当のDVD-Rが送り返されて参りました。ちょうどその頃、同じ様な現象を体験した人から「ファイナライズ」なる用語を耳にいたしました。

専門的なことはよくわかりませんが、どうやら「DVDレコーダーなどで録画したDVD-Rを、他のDVDプレーヤーなどでも再生可能にするためには、ファイナライズを行わなければならない」ということらしいことは、わかりました。英語でfinalize、つまり「終わりにする」、この場合は「最後的な形を与える」という意味でしょうか。

早速DVDレコーダーのマニュアルを取り出して「ファイナライズ」とやらの操作法を確認し、兄から返送されてきたDVD-Rを「ファイナライズ」いたしました。しかしまだ安心はできません。果たして本当に他機器で見られるようになっているのか?

私は近くの電器屋さんに赴き、事情を話し再生をお願いいたしました。結果無事「映っておりました」。「ファイナライズ」されておりました。電器屋さん曰く、同じような目に遭っている人が結構いるようですが、その原因としては

1.録画終了時に、「ファイナライズしますか?」などの確認メッセージ表示がないDVDレコーダーだと、気付かずに録画工程を終えてしまう
2.「ファイナライズしますか?」などの確認メッセージ表示が出ても意味がわからず、無視してしまう

ちなみに「ナショナル」もとい「パナソニック」の製品は、確認メッセージとともに「ファイナライズしないと他の機器で再生することができない」旨の説明も表われますよ、とのアドバイス兼宣伝を頂戴いたしました。

いずれにしても意味のわからない横文字の氾濫こそを「ファイナライズ」してもらいたいものです。



アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2008/11      >>
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧