コレステロールゼロの油
テーマ:油甚本店
2009/12/26 09:23
12/11のままさん(旧名:ブルーベリーままさん)のブログは「油」というタイトルでございました。開いてみますと、次のような写真が掲載されておりました。勝手に拝借いたしますが許してね、ネタにするんで。
さて、ここに写っております「日清べに花油」、一番上に「コレステロールゼロ」の文字が躍っておりますね。「お~、コレステロールゼロかぁ!」と思わず、手に取りたくなるような宣伝文句でございます。
私がままさんに対して、「コレステロールゼロ」の表示おかしいですね、ふふふ。というコメントをいたしましたら、ままさんからは「コレステ0のわけないですね」というお返事が返って参りました。そうなんです、「油にはコレステロールが含まれていないわけがない」、これが一般常識となっております。
私もそう思っていた当人であるわけですが....。これから申し上げることは耳の穴、ついでに鼻の穴もかっぽじって、よ~く聞いてください。
え~「(純粋な)植物油はコレステロールを一切含んでおりません」。つまり、この写真のべに花油にかかわらず、オリーブ油だろうが菜種油だろうが胡麻油だろうが何だろうが、植物油は「コレステロールゼロ」で当たり前なのであります。
ちなみに、有塩バターは100gあたり210mg、ソフトタイプマーガリンで5mgのコレステロールを含んでいるようですが、植物油はあくまでも0mg、「ノンコレステロール」ですよ。さらに植物油は不飽和脂肪酸を多く含んでいるので、一般的にコレステロールを下げる役割があり、ゼロどころかコレステロールをマイナスにする効果もあるのです。
ついでに、カロリーにつきまして申し上げますと、植物油はすべからく100gあたり921kcal、ヘットやラードなどの獣脂は100gあたり940kcalだそうです。
いずれにいたしましても、「コレステロールゼロ」という表示は「ウソではない」わけですが、あたかもその油だけが持つ特徴である、つまり他の油は高コレステロールである、という誤解を招くものであることは疑いないと思われます。
宣伝文句に惑わされない賢い消費者になるのはなかなか難しいことではありますが、一度日清さんにお電話して「ノンコレステロールでない植物油が欲しいんですけど、何がよろしいやろ?」と聞いてみたいと思います。
さて、ここに写っております「日清べに花油」、一番上に「コレステロールゼロ」の文字が躍っておりますね。「お~、コレステロールゼロかぁ!」と思わず、手に取りたくなるような宣伝文句でございます。
私がままさんに対して、「コレステロールゼロ」の表示おかしいですね、ふふふ。というコメントをいたしましたら、ままさんからは「コレステ0のわけないですね」というお返事が返って参りました。そうなんです、「油にはコレステロールが含まれていないわけがない」、これが一般常識となっております。
私もそう思っていた当人であるわけですが....。これから申し上げることは耳の穴、ついでに鼻の穴もかっぽじって、よ~く聞いてください。
え~「(純粋な)植物油はコレステロールを一切含んでおりません」。つまり、この写真のべに花油にかかわらず、オリーブ油だろうが菜種油だろうが胡麻油だろうが何だろうが、植物油は「コレステロールゼロ」で当たり前なのであります。
ちなみに、有塩バターは100gあたり210mg、ソフトタイプマーガリンで5mgのコレステロールを含んでいるようですが、植物油はあくまでも0mg、「ノンコレステロール」ですよ。さらに植物油は不飽和脂肪酸を多く含んでいるので、一般的にコレステロールを下げる役割があり、ゼロどころかコレステロールをマイナスにする効果もあるのです。
ついでに、カロリーにつきまして申し上げますと、植物油はすべからく100gあたり921kcal、ヘットやラードなどの獣脂は100gあたり940kcalだそうです。
いずれにいたしましても、「コレステロールゼロ」という表示は「ウソではない」わけですが、あたかもその油だけが持つ特徴である、つまり他の油は高コレステロールである、という誤解を招くものであることは疑いないと思われます。
宣伝文句に惑わされない賢い消費者になるのはなかなか難しいことではありますが、一度日清さんにお電話して「ノンコレステロールでない植物油が欲しいんですけど、何がよろしいやろ?」と聞いてみたいと思います。
一寸先は闇
テーマ:よもやま話
2009/12/25 09:07
事あるごとに「一寸先は闇やなあ」というのが母の口癖なのですが、その言葉が出てこないくらいショッキングな事が起こりました。母が一番親しくしていた友達で同じ町内に住んでおられたWさんが一昨日お亡くなりになったのです。
Wさんは、20年前にご主人が亡くなられて後もその家業である自転車店を自ら切り盛りし、併せて宅急便の取次も営んでおられました。温厚で親切で気さくなお人柄に引かれて自然と人々が同店に集まり、いつの間にかおばあちゃんたちの溜り場となっておりました。
うちの母は11年前に自転車に乗っていて、ちょうどおおの履物店さんの辻でバイクと衝突し、腿の付根の骨を折りまして、以後自転車に乗れなくなり行動半径が著しく狭くなりました。代わりに、ばば車を押してWさんの店へ駄弁りに行くのが楽しみとなり、「ちょっと遊びに行って来ま~す」と言って夕方まで居座るのが日課となりました。
私の子どもが小学校の低学年の時、学校から帰る途中におしっこが我慢できなくなって、Wさんのところでおトイレを貸してもらったこともありました。あと50mほどで家につくのに、それでもWさんのところに寄ったくらいですから、小さい時からよほど可愛がってもらったんでしょうね。
母が今日まで元気でいてくれるのも、Wさんという友だちが近くにいてくださったおかげという感謝の気持ちもこめまして、昨日は妻と二人連れ立ってお葬式に参列させていただきました。(母はお通夜にお参りいたしました)
母は以前にWさんに対して、「あんたんとこは息子さんが商売も広げて、孫は結婚し、ひ孫も次々生まれて言うことなしやなあ」と言っていたようですが、そんなことが嘘であったかのように、Wさんの息子さん(M茶舗さん)の奥さんが2週間前に病気でお亡くなりになり、間を置かずこの度のご不幸と、その心境を推し量ることもできないくらいの惨い現実にご遺族は襲われていらっしゃいます。
「禍福はあざなえる縄の如し」とは申しますが、幸福の裏には必ずこういう悲しみが、しかも連続してやって来る可能性があることもふまえながら、感謝の気持ちを忘れずに生きていかなければならないのだ、と思います。Wさん、そして2週間前にお亡くなりになられました奥様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Wさんは、20年前にご主人が亡くなられて後もその家業である自転車店を自ら切り盛りし、併せて宅急便の取次も営んでおられました。温厚で親切で気さくなお人柄に引かれて自然と人々が同店に集まり、いつの間にかおばあちゃんたちの溜り場となっておりました。
うちの母は11年前に自転車に乗っていて、ちょうどおおの履物店さんの辻でバイクと衝突し、腿の付根の骨を折りまして、以後自転車に乗れなくなり行動半径が著しく狭くなりました。代わりに、ばば車を押してWさんの店へ駄弁りに行くのが楽しみとなり、「ちょっと遊びに行って来ま~す」と言って夕方まで居座るのが日課となりました。
私の子どもが小学校の低学年の時、学校から帰る途中におしっこが我慢できなくなって、Wさんのところでおトイレを貸してもらったこともありました。あと50mほどで家につくのに、それでもWさんのところに寄ったくらいですから、小さい時からよほど可愛がってもらったんでしょうね。
母が今日まで元気でいてくれるのも、Wさんという友だちが近くにいてくださったおかげという感謝の気持ちもこめまして、昨日は妻と二人連れ立ってお葬式に参列させていただきました。(母はお通夜にお参りいたしました)
母は以前にWさんに対して、「あんたんとこは息子さんが商売も広げて、孫は結婚し、ひ孫も次々生まれて言うことなしやなあ」と言っていたようですが、そんなことが嘘であったかのように、Wさんの息子さん(M茶舗さん)の奥さんが2週間前に病気でお亡くなりになり、間を置かずこの度のご不幸と、その心境を推し量ることもできないくらいの惨い現実にご遺族は襲われていらっしゃいます。
「禍福はあざなえる縄の如し」とは申しますが、幸福の裏には必ずこういう悲しみが、しかも連続してやって来る可能性があることもふまえながら、感謝の気持ちを忘れずに生きていかなければならないのだ、と思います。Wさん、そして2週間前にお亡くなりになられました奥様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
腹は立てるな書類は立てよ
テーマ:よもやま話
2009/12/24 09:26
「腹が立ったら横にせよ」などという戒めの言葉がございますが、「書類は寝かすな縦にせよ」というのが今日のお話であります。
皆さん、書類をどのように整理されておりますか。几帳面な方は「分野ごとにファイルを作って綴じる」という方もいらっしゃるでしょうが、たいていは「そのまま机の上に積み上げる」ではないでしょうか?
こうしますと、だんだん書類は増えてまいりまして、「あれ、どこにあったっけ?」の山の中から一々探す作業に相当な時間を費やしてしまった、という経験はないでしょうか?
これに対してもっとも有効で、かつシンプルな解決策を提示してくれたのが、野口悠紀夫氏の「超・整理法」という本の中に書かれていた「押し出しファイリング」です。もう15年以上の前の著作ですが、今でもこれに勝る書類の保管整理法はない、と個人的には思います。
ご存知でない方のために申し上げますと、
「普段は机の上に重ねている書類を封筒に入れ本棚に立てる」
「並べる順番は重ねて置いていたときと同じ」 と、これだけです。
封筒というのはA4サイズよりちょっと大きい角封筒で、これに書類を入れて封筒の左下に「タイトル」(できれば日付も)を書き、本棚あるいは書類立てに「立てる」。次々と増えていく書類は、タイトルが見やすいように、前の書類の右側にどんどんと並べていきます。つまり新しい書類が常に一番右に来るようにするのです。
この方法の利点は、縦に積んだ時に比べて書類を見つけるスピードが格段に上がります。さらにそうして再活用した書類は元の位置に戻すのではなく、一番右側に置くようにします。つまり使用頻度が高い書類ほど右側に集まる、というわけです。
「使用頻度が低いもの=保管価値もないもの」、とほぼ見做せるので、ある程度書類がたまったら、左から順に捨てていけばよいわけです。中には使用頻度は低くても保管価値の高いものもあるでしょうから、そういう書類は棚からはずして保管箱に移します。
私のつたない説明ではわかりにくいかと思いますので、ぜひ一度「超・整理法」をご一読ください。とにかく、「横にしていたものを立てる」、たったこれだけのことで、時間のムダが大きく解消できます。
皆さん、書類をどのように整理されておりますか。几帳面な方は「分野ごとにファイルを作って綴じる」という方もいらっしゃるでしょうが、たいていは「そのまま机の上に積み上げる」ではないでしょうか?
こうしますと、だんだん書類は増えてまいりまして、「あれ、どこにあったっけ?」の山の中から一々探す作業に相当な時間を費やしてしまった、という経験はないでしょうか?
これに対してもっとも有効で、かつシンプルな解決策を提示してくれたのが、野口悠紀夫氏の「超・整理法」という本の中に書かれていた「押し出しファイリング」です。もう15年以上の前の著作ですが、今でもこれに勝る書類の保管整理法はない、と個人的には思います。
ご存知でない方のために申し上げますと、
「普段は机の上に重ねている書類を封筒に入れ本棚に立てる」
「並べる順番は重ねて置いていたときと同じ」 と、これだけです。
封筒というのはA4サイズよりちょっと大きい角封筒で、これに書類を入れて封筒の左下に「タイトル」(できれば日付も)を書き、本棚あるいは書類立てに「立てる」。次々と増えていく書類は、タイトルが見やすいように、前の書類の右側にどんどんと並べていきます。つまり新しい書類が常に一番右に来るようにするのです。
この方法の利点は、縦に積んだ時に比べて書類を見つけるスピードが格段に上がります。さらにそうして再活用した書類は元の位置に戻すのではなく、一番右側に置くようにします。つまり使用頻度が高い書類ほど右側に集まる、というわけです。
「使用頻度が低いもの=保管価値もないもの」、とほぼ見做せるので、ある程度書類がたまったら、左から順に捨てていけばよいわけです。中には使用頻度は低くても保管価値の高いものもあるでしょうから、そういう書類は棚からはずして保管箱に移します。
私のつたない説明ではわかりにくいかと思いますので、ぜひ一度「超・整理法」をご一読ください。とにかく、「横にしていたものを立てる」、たったこれだけのことで、時間のムダが大きく解消できます。
週末の食卓(17)
テーマ:週末の食卓
2009/12/23 09:23
(その1)
この間の日曜の夜、「坂の上の雲」と「M1」が重なったので、「坂の上の雲」は10時からBSで見ることにし、ライブで「M1」を見ていた時、母が一人「坂の上の雲」を見ている別室から突然奇声が上がる。
妻: 「お母さん、今何か叫ば~ったで」
私: 「うん、何やろな。ひっくり返ったんやろか?」
とそちらを見に行き
私: 「どうしたん?」
母: 「今な、テレビで突撃ラッパが鳴ったで、『突撃~』て言うたの!」
(と思ったら、もっと上手(うわて)がいた)
(その2)
朝ドラ「ウェルかめ」で、波美が勝之新と行きつけのレストランで初デートのシーン。
「何~や、初デートやいうのに結局亀の話ばっかり」という、がっかりした(桂三枝の)ナレーションの声に対し
母: 「ええがぁ、私こういうの好きやわ~」
妻: 「そうですよねぇ」
母: 「そうそう、ねちゃねちゃねちゃねちゃしたのは嫌いや」
妻: 「ねちゃねちゃしたのってどういうのですか?」
母: 「ほれ、デートでも色々あるがな。何やらねちゃねちゃねちゃねちゃしたのとか...」
この間の日曜の夜、「坂の上の雲」と「M1」が重なったので、「坂の上の雲」は10時からBSで見ることにし、ライブで「M1」を見ていた時、母が一人「坂の上の雲」を見ている別室から突然奇声が上がる。
妻: 「お母さん、今何か叫ば~ったで」
私: 「うん、何やろな。ひっくり返ったんやろか?」
とそちらを見に行き
私: 「どうしたん?」
母: 「今な、テレビで突撃ラッパが鳴ったで、『突撃~』て言うたの!」
(と思ったら、もっと上手(うわて)がいた)
(その2)
朝ドラ「ウェルかめ」で、波美が勝之新と行きつけのレストランで初デートのシーン。
「何~や、初デートやいうのに結局亀の話ばっかり」という、がっかりした(桂三枝の)ナレーションの声に対し
母: 「ええがぁ、私こういうの好きやわ~」
妻: 「そうですよねぇ」
母: 「そうそう、ねちゃねちゃねちゃねちゃしたのは嫌いや」
妻: 「ねちゃねちゃしたのってどういうのですか?」
母: 「ほれ、デートでも色々あるがな。何やらねちゃねちゃねちゃねちゃしたのとか...」
ロデ男
テーマ:言葉・漢字
2009/12/22 09:09
皆さん、「ロデオ」って聞いて何を思い浮かべます?
これですか?
それともマシーンの方かな?
あんなもんで痩せられるんかいな?とか、酔わんのやろか?とか、どうでもいいことを考えてしまうんですが、そんな中、先日日経プラス1を読んでおりましたら、「コトバの鏡」というコラムに「ロデ男」なる文字が...。
最近は流行語にもなった「草食男子」やら「スイーツ男子」「オトメン」「フェミ男」などという男子にまつわる新語のオンパレードですが、この「ロデ男」もその一つだとか。
元の言葉は上記の「ロデオ」つまり荒馬を乗りこなす競技なんだそうです。そうか、つまりカウボーイのようにさっそうと荒馬のような彼女を乗りこなす男の中の男か?
と思いきや、「女子に振り回される男子」のことを指すんだそうですがな。「振り落とされないよう必死にしがみついている、いっぱいいっぱいな様が目に浮かぶ」なんてコラムには書かれておりましたが、確かに笑えますな。笑い事ではないんですが...。
え~、コブログのブロガー、そして読者の中には、そんな「ロデ男」みたいな輩はいらっしゃるわけない、と信じますが、もし心当たりがある方、もしくは堂々と名乗ってみたい方、
こんなんあるみたいですよ~
これですか?
それともマシーンの方かな?
あんなもんで痩せられるんかいな?とか、酔わんのやろか?とか、どうでもいいことを考えてしまうんですが、そんな中、先日日経プラス1を読んでおりましたら、「コトバの鏡」というコラムに「ロデ男」なる文字が...。
最近は流行語にもなった「草食男子」やら「スイーツ男子」「オトメン」「フェミ男」などという男子にまつわる新語のオンパレードですが、この「ロデ男」もその一つだとか。
元の言葉は上記の「ロデオ」つまり荒馬を乗りこなす競技なんだそうです。そうか、つまりカウボーイのようにさっそうと荒馬のような彼女を乗りこなす男の中の男か?
と思いきや、「女子に振り回される男子」のことを指すんだそうですがな。「振り落とされないよう必死にしがみついている、いっぱいいっぱいな様が目に浮かぶ」なんてコラムには書かれておりましたが、確かに笑えますな。笑い事ではないんですが...。
え~、コブログのブロガー、そして読者の中には、そんな「ロデ男」みたいな輩はいらっしゃるわけない、と信じますが、もし心当たりがある方、もしくは堂々と名乗ってみたい方、
こんなんあるみたいですよ~