小さくない切手

テーマ:保険・金融
昨日は15日集金。お訪ねする軒数は多くありませんが、会社関係ばかりのため「小切手」でお支払いをいただくところがほとんどであります。

小切手は受取ったら自社名を裏書して銀行へ持ち込むのですが、先日B銀行さんへ行きましたら、「裏書は油甚だけではだめになりました。社名に(株)をつけ、住所も代表社名も書いて下さい」と言われました。また、だれか悪いことをしたんでしょうか?銀行がますますうるさく不便になってまいります。

さて、この小切手ですが、ご覧の通り、「切手より大きいんちゃうんか!」って思いません?
中央下のが切手
そうなんですよ。切手は縦が2.5cm、横が2.1cmに対して、小切手は縦が8.4cmで横が16.9cm。面積にして切手の27倍ですよ~、小切手のくせに。

こは、いかなこと?ってことで調べましたら、切手というのはこの場合、現在の郵便切手のことではなく、江戸時代に「切手」と呼ばれていた「現金引換証書」のことなんだそうです。かなりでかい書きつけだったそうですよ。

で、明治時代になって外国からチェック(check)というものが入って参りました。日本ではトラベラーズチェックでおなじみですが、その外国のチェック、いわば小切手と同じ役割を果たすものが、日本の切手(現金引換証書)よりもずっと小さいものだったので、「小切手」と訳されてまま現在に至っている、ということだそうです。

下の写真はアメリカで使用されている小切手(チェック)の見本なのですが、大きさを測ってみますと、縦が7.0cmで横が15.2cmということで、たてよこ共に、日本の小切手より1割方小さいですね。

アメリカなどでは、日本と違って個人でも現金の代わりに小切手で支払うことが多かったために、このような可愛らしいデザインの小切手も準備されているのです。日本の小切手は無味乾燥ですもんね。切手はカラフルで種類も多いのにね。

でも、郵便→Eメールやメール便、小切手→振込や口振→電子決済、と世の中変わり、文字通り切手と「手を切る」時代が来るかもしれませんね。


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