緩めないように

テーマ:よもやま話
12/25に米ノースウエスト機中で、乗客のナイジェリア出身の男が下着に縫いこんだ爆発物を爆発させようとしたとして、デトロイト空港に着陸後拘束される、というテロ未遂事件が起きたことは皆さんご存知かと思います。

さらに朝日新聞に、2日後にこれと同一便(ノースウエスト253便)で「テロ」騒ぎがあったという記事が掲載されておりました。
ある意味、便による「テロ」かも?
記事は、「同機に搭乗した同じナイジェリア人の男性が、着陸時刻が近づいてもトイレに入ったきり1時間以上出てこなかったため、不審に思った乗員がドア越しに説得したが、拒まれたため力ずくで引きずり出した。男性は激しく抗議した。」とあり、

「聴取に対して、男性は『おなかを壊して、トイレから出られなくなっただけ』と説明。たしかに食中毒の症状が認められたという。」と続きます。

8/2のブログ「不便なる運行」に記しましたように、JALでは離着陸前25分間のトイレ使用が禁止となりましたが、ノースウエストでも、テロ未遂の翌26日から「着陸前の1時間は離席を認めない」というルールを導入したそうです。

しかし、この男は、1時間以上前からトイレにこもっていたわけで、そういう意味では意識的ではないにせよルールの盲点をついたわけでして、今後航空会社がどのような対応をとっていくのか注目されますが、文字通り「丸腰」で意図的にトイレにこもる「テロリスト」集団が現われたら、乗客は「テロ!」ならず「出ろ!」の大パニックかも。

今回は、同一便で、同じナイジェリア人、さらに着陸前にトイレにこもるという行動まで同じという偶然が重なった末の騒ぎでしたが、ハワイで静養中のオバマ大統領は「今後も飛行機や空港での警戒は緩めるべきではない」と指示したそうであります。

一方、年末年始に海外旅行等で飛行機に乗られる方は、くれぐれも腹を緩めないように警戒していただきたいと存じます。

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2009/12      >>
29 30 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧