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店舗ファサード整形の歴史

テーマ:油甚本店
店の宣伝のつもりで始めたブログ。気がついたら曳山祭やらよもやま話ばかりで、文字通り油を売っていることがバレバレになって参りました。祭も終りましたので、今日は油甚本店ファサード整形の歴史紹介。

まず、下の写真が現在の店の全景であります。確か平成7年の11月頃に改修工事が完成したと記憶しております。

でもって、改修前はどんな様子であったかと申しますと

写真を撮る角度が違いますが、大変身ですね。一昔前は和風の伝統的建築が嫌われ、1.最もお金のある店が洋風建築に建替え、2.その次に儲かっている店はこぎれいなパラペットで全面を覆い、3.当店のようなしぶちんはビニールテントで隠す、ということがなされておりました。

「油と肥料。日石灯油の店。園芸用肥料資材」とテントに書かれておりますが、この頃は食用油の売上は皆無に近かったように思います。お灯明用の菜種油の需要は今より多かったようで細々と量り売りを続けていました。

さらに遡って約50年前。

白黒写真を携帯で撮ったのでボケボケですが、雰囲気はわかってもらえるでしょ。屋根には「カルテックス石油製品」と書いた琺瑯看板が上がっています。白い枠の部分の中に見えるのは昔の移動給油機です。

つまり、今回の改装は古臭いと思っていた昔の顔が流行りだしたので、また整形前に戻そうという動きであったわけなのです。


びわ湖ホールの是非

テーマ:よもやま話
老朽化で耐震性に問題があるため、市民会館での曳山狂言観劇会も今年で最後だったようです。

一方で今年開館10年を迎えるびわ湖ホール。皆さんは何回ご利用になられたでしょうか?私は「ゆう歌舞伎」公演のスタッフとして1回、大歌舞伎観賞で1回、あと滋賀県商工会議所青年部連合会の事業で1回と都合3回であります。

個人的に歌舞伎が好きなのですが、びわ湖ホールが出来てから大歌舞伎公演が湖北に来ることが激減したような気がします。さらに観客の大半は滋賀県民でなく京阪神の上流階級なのではないかという疑問を持っていました。

3月に県議会が管理・運営費の削減幅拡大を議論したところ、全国のファンや演奏家から反対の署名が26,000以上集まって予算削減幅拡大が見送られたとの事です。

設立の立役者である前館長・上原恵美さん曰く、
(1)歌舞伎や能は大阪や京都にも伝統があるが、オペラハウスは東京でさえ新国立しかなく関西にはないので、日本の中の関西、関西の中の滋賀という視点でオペラ劇場を選んだ。
(2)鑑賞は文化活動の最たるもので、それによっていい物がわかる目利きになり、結果的にいい舞台を育てる。つまり舞台創造と観客創造は表裏一体である。
(3)子ども達がいいものに触れる機会を増やす為に、青少年対象の演目に力を入れたり、すべての公演に若者優遇の工夫をしている。

「文化は編み物」だそうである。みんなで一針一針編んでいって、ようやく形が見え始めたときにぴっと糸を引っ張ると一瞬でほどけてしまい、残るのはよれよれの毛糸だけだ、と。

なるほどその通り、と思いつつ、湖北の子ども達にも本物を見る機会をもっと作ってくれ!湖北は滋賀県じゃないのかよ!と叫びたくなるのです。滋賀県にオペラ。とびっきりのフランス料理は食べたいけれど、町の定食屋で鉄人坂井シェフを雇ってる感じなんだよな、どうも。

御室-オムロン-オモロー

テーマ:よもやま話
先日、ウィンドウのディスプレーを紹介したのですが、今飾っている手ぬぐいは御室(おむろ)の仁和寺で買ったと申し上げました。何故買ったかという理由を申し上げますと、桜とともに「お多福」が描かれていたからなのです。

お多福はわが翁山のシンボルマークでありまして、扇子の絵柄にもなっており、桜の季節でもある曳山祭の時期に飾るのにぴったりだと思ったのです。御室・仁和寺の桜は高さ3m前後にしかならない低さで有名だそうでございます。どうも土壌が粘土質で栄養が足らないからのようだ、という夢のない調査結果が出たと新聞に書いてありました。

それはともかく、御室桜は「わたしゃお多福 御室の桜 鼻(花)が低くても 人が好く」と詠われてきたそうでございます。昔の人はうまいことを言ったものだと感心いたします。

全然関係ないんですが、「オムロン」っていう会社の名前はこの御室(おむろ)という地名に由来するそうでございます。「オモロー」ですか?それは世界のナベアツでしょ。「わたしゃナベアツ 3の倍数 アホになっても 人が好く」ナベアツ好きです、私。

動物さがし

テーマ:曳山・歌舞伎
「動物さがし」と申しましても、犬や猫が逃げ出したという話ではございません。

曳山文化協会の中に伝承委員会というものがございまして、曳山祭の永続のためにさまざまな活動を行なっています。現在16名の委員で構成されておりますが、私もその一員であります。

4年前から西中1学年の総合学習で「曳山文化教室」として年間4回の講座が開かれているのですが、本年度第1講が本日開催され、祭の出番でない為、私も伝承委員としてお手伝いに参加してまいりました。テーマは「曳山動物さがし」で、曳山の彫金や彫刻の中にかくされた動物を見つけようというものです。

私の受持ちは諫皷山で、中学生の質問に答えたりアドバイスしたりします。


ちなみに問題と解答は
1.大虹梁の上には十二支の一つに数えるうさぎが左右向かい合っています。
2.大虹梁にはが羽を広げています。

3.向かって左の高欄親柱には流れに顔を映している唐獅子がいます。
4.台輪には波と遊ぶ千鳥が飛んでいます。

5.正面破風板にはからすが飛ぶ姿があります。

6.舞台の屋根の下、軒の部分には大きな鋭い目を持ったがいます。


皆さんはいくつわかるでしょうか?

後姿のオーラ

テーマ:よもやま話
曳山祭の本日(ほんび)。ポカポカ陽気に誘われて午後から八幡宮へ観劇に出かけました。桟敷席(有料)に知人を発見し挨拶に近づきましたら「ガラガラやしここで見てったら」とおっしゃるので、神様の目の前であることも忘れて図々しくも無銭鑑賞。

同じ桟敷席の少し前に後姿のオーラ発見。どうも有名人のようであります。見せ場では嬉々として拍手なさっております。
エジプト考古学者の吉村作治先生のようでございます。ダイドードリンコ日本の祭のTV撮影のため来浜されているようです。ちなみにサイバー大学(?)学長さんだそうです。

芝居が終りまして帰る途中、今度は鮒熊席にて松竹大歌舞伎の太夫として活躍の竹本葵太夫さん(黄色い服の女性の左)を発見。
諌皷山に出演中の同僚朋太夫さんや勝二郎さんの激励に寄られたのでしょうか。さすが女性に人気No.1の太夫さんだけあって、これまた後姿にオーラを感じました。(この後何と当店に来店して下さいました)

ところで、午前中はNHKの飛び込み撮影でジローラモが来店。準備もなく突然のことで素っ気無い説明になってしまいましたが、後日生活ほっとモーニングで放映されるかもしれません。なおジローラモの写真は撮れませんでした。それにしても後姿に肖像権はないのでしょうか?逆様からだと「モラロジー」に反するかもしれませんね。

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