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くいだおれ閉店?!

テーマ:よもやま話
大阪名物くいだおれが7月で閉店だそうであります。えーーー!?っと言いつつ、自分自身実は中に入ったことがないことに気がつきました。くいだおれと言えば例の人形「くいだおれ太郎」。先日大阪に行ったときに偶然写真を撮っておいたのですが、心なしか寂しげな表情に見えます。

うちの家内も「くいだおれって土産物屋さんかと思ってた」と言うように、バラエティに富んだ飲食店が周辺にたくさんできて、最近は利用客が減っていたようです。

しかしここは大阪です。ひょっとすると紳士服店や家具屋さんの「閉店」セールよろしく、客を引きつける作戦なのではないかと疑ってしまいます。よしんば事実だとしても、火事で焼けた法善寺横丁を復活させた大阪。「くいだおれを守れ」運動が始まるに違いありません。

まあ何はともあれ皆さん、大阪ミナミに行かれた際は是非「くいだおれ」でお食事なさって来て下さい、悔い倒れのないように。

曳山パンフレット出揃う

テーマ:曳山・歌舞伎
曳山まつりの季節がやって参りました。今日はもう線香番に裸参り。自分ところの出番でないと、あっという間に本番がやって来ますね。

まつり運営の重要な資金源となっているパンフレット。今年も4町出揃いました。自分の出番の時に各町の知人に広告を依頼しているので、壁打ちのテニスボールのように着実にこちらにも返って参ります。

まず届きましたのが、青海山北町組のパンフ。「北」という文字がデザインされた扇子を濃淡のグラデーションをつけて3枚並べてあります。なかなか落ち着いた都会的センスのある表紙です。明文舎印刷商事さんの仕事のようです。中身は西中の校長先生や徳島大矢部准教授の寄稿文などが特徴です。(140ページ)

続きましては諌皷山御堂前組。ここは胴幕の鶏の図の一部をそのまま表紙にしてあります。紙質に凹凸があって懸装幕の質感が良く出ています。デザイン・レイアウトは我が翁山もお世話になっているアール・プロダクツさんで、随所に彼のこだわりが見られますが、特に前回出番のNostalgic Photo Graphicsは写真も語り書きも必見。(72ページ)

それから月宮殿田町組。こちらは12基のうち最も亭が美しいと言われておりますが、そのあたりに焦点をあてた写真が表紙となっており、頂上の水晶玉の輝きと力強い「曳山まつり」という題字が印象的。若衆筆頭であり曳山博物館の職員でもある小池君の「ヤマキチ」という題のあいさつ文は情熱のこもった名文です。(84ページ)

そして最後に参りましたのが春日山本町組のそれ。滋賀夕刊の押谷さんが若衆の意気のこもった大作と絶賛されておりました。「完全保存版」と書いてあり、江戸時代から昭和62年までの外題が書かれた冊子が付録としてついております。何と206ページ!過去最太、最重量、メタボリックパンフレットです。
ちなみにこのように並べてみますと、お好きなものが選べる「ギフトカタログ」との区別がつきません。

協賛頂いております各企業様にはいろいろご不満、ご批判もあると思いますが、各町各様のパンフレット競争もまつりの活力の一部とご理解いただき、引続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

ウィンドウ花見ングーう

テーマ:油甚本店
桜が満開いや雨で散りかけかもしれませんが、ともかく油甚本店には大きなウィンドウ(これを我が博物館通りではストリートミュージアムなどと称して一人いやみんなで悦に入っている)が二つありまして、これのお世話をせにゃならんのです。

商店街の申し合わせで、商品だけでなく店の歴史の紹介、道具の展示、季節感の創出などが求められているわけですが、改装後10年以上経ちますとお守にくたびれて来て、毎年ついついマンネリとなってしまいます。

現在南側のウィンドウは、そういう訳で「桜」をテーマにしております。携帯電話のカメラなのでちっとも美しくないですが、雰囲気だけでも味わってもらいましょうか。

両側に置いてあるのが量り売り用の油壺(常滑焼)でして、上に吊ってあるのは、仰々しい木枠に入っておりますが京都の御室仁和寺で買った「てぬぐい」であります。木枠はアイン(芸術版楽市楽座)で購入しました。少々高かったですが、中に入れる手ぬぐいで季節感が出せるし、手ぬぐいは安いですからね。

下の段は椿油を舟板でつくったオブジェ(これもアインで買った)の上に並べておりまして、折り紙で折った桜の花びらで演出しております。折り紙もコストがかからず、日焼けしても作り直せばいいので季節感を出すのに愛用しております。

他の店も工夫を凝らしておられるハズ(?)ですので、博物館通りへ是非ウィンドウショッピングーうにお越し下さいませ。

看板掛替

テーマ:油甚本店
コブログ参加者の「看板」ともいえる「イメージ画像」。最初に与えられたのから変えなあかんのやろなあと思いつつ、やり方もようわからんし、面倒くさいし、みんな変えてるからかえって目立つし、と思いながらほったらかしにしてきたのですが、思い切って替える事にいたしました。

そのものです。まるっきり油甚本店の掛看板にすることにしました。

「油甚」の上に「諸油・肥料」と書いています。店の前を通りかかるお客さんの半分以上は「諸油」を「しょうゆ」とお読みになり「ふーん、醤油屋さんか」と言って去っていかれます。実際、醤油(親戚のかねなか醤油謹製)も売ってることは売ってるんですがね。

「諸油」は「しょあぶら」と読むんでしょうが、食用油から機械油そして石油製品と取扱品目が増えていくに従って、いろいろな油ということで「諸油」としたのだと思われます。昨今では油屋といえば「ガソリンスタンド」を指すのかもしれませんが、ただのガソリンスタンドではないぞという秘かな自負がこの「諸油」という言葉、そして「油甚」という屋号を守り続けたのではないかと思うのです。

「儲かる」という字は「信者」と書くのだから私のいうことを信じれば儲かりますよ、という甘言でだます商法があるといいます。「儲」という字は実は「にんべん」に「諸」とするのが正しく、まさに「儲ける方法は人それぞれ違い、それぞれが工夫しなければならない」という事なのだと思います。

てなことを言いながら、我が商売の「儲け」から遠きことよ....。

Hikiyama Mounting

テーマ:曳山・歌舞伎
昨日快晴の元、執り行われました「曳山交替式」。曳山博物館に展示されている曳山の入替が毎年4月の第一土曜日に行なわれるのですが、観光資源として大々的に売り出そうという目論見で、かくも仰々しい名前がつけられた模様です。

交替式というと思いつくのがバッキンガム宮殿近衛兵の交替式。英語ではGuard Mountingというそうであります。Mountingというのは据付という意味で使われているんでしょうね。Mountには登るという意味もありますから、してみると「曳山交替式」も「登り山」もどちらも「Hikiyama Mounting」ということになるのでしょうか。

私は翁山という山組に所属しており我が町は今年は入替に関係ないのですが、友町の応援という事で午前中は諌皷山の出庫、午後は鳳凰山の入庫を手伝いに山曳に行って参りました。多分交替式の様子は他のブログできれいな写真を交えて紹介されているでしょうから、私からはちょっと捜査協力依頼を。

この諌皷山の前柱、向かって右側の柱には全面に見事な彫金が施されておりますが、左側の柱の一面からは彫金がすっぽりと欠け落ちております。関係者によりますと何年か前に盗まれたそうでありまして、このプログを御覧の全国の骨董商の他美術品にご興味をお持ちの方、是非盗品の発見にご協力方よろしくお願い申し上げます。



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