曳山パンフレット出揃う

テーマ:曳山・歌舞伎
曳山まつりの季節がやって参りました。今日はもう線香番に裸参り。自分ところの出番でないと、あっという間に本番がやって来ますね。

まつり運営の重要な資金源となっているパンフレット。今年も4町出揃いました。自分の出番の時に各町の知人に広告を依頼しているので、壁打ちのテニスボールのように着実にこちらにも返って参ります。

まず届きましたのが、青海山北町組のパンフ。「北」という文字がデザインされた扇子を濃淡のグラデーションをつけて3枚並べてあります。なかなか落ち着いた都会的センスのある表紙です。明文舎印刷商事さんの仕事のようです。中身は西中の校長先生や徳島大矢部准教授の寄稿文などが特徴です。(140ページ)

続きましては諌皷山御堂前組。ここは胴幕の鶏の図の一部をそのまま表紙にしてあります。紙質に凹凸があって懸装幕の質感が良く出ています。デザイン・レイアウトは我が翁山もお世話になっているアール・プロダクツさんで、随所に彼のこだわりが見られますが、特に前回出番のNostalgic Photo Graphicsは写真も語り書きも必見。(72ページ)

それから月宮殿田町組。こちらは12基のうち最も亭が美しいと言われておりますが、そのあたりに焦点をあてた写真が表紙となっており、頂上の水晶玉の輝きと力強い「曳山まつり」という題字が印象的。若衆筆頭であり曳山博物館の職員でもある小池君の「ヤマキチ」という題のあいさつ文は情熱のこもった名文です。(84ページ)

そして最後に参りましたのが春日山本町組のそれ。滋賀夕刊の押谷さんが若衆の意気のこもった大作と絶賛されておりました。「完全保存版」と書いてあり、江戸時代から昭和62年までの外題が書かれた冊子が付録としてついております。何と206ページ!過去最太、最重量、メタボリックパンフレットです。
ちなみにこのように並べてみますと、お好きなものが選べる「ギフトカタログ」との区別がつきません。

協賛頂いております各企業様にはいろいろご不満、ご批判もあると思いますが、各町各様のパンフレット競争もまつりの活力の一部とご理解いただき、引続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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