じんとにっく

（その１）
炒めた茄子の皮だけを母が残したのを見て

　妻　「お母さん、茄子の皮食べられなかったんですね」

　母　「あかんのや、入れ歯がゆるんできて。秋茄子の皮は硬い
　　　　でな」

　妻　「秋茄子は姑（しゅうとめ）には食わすな、ですね」

　母　「その言葉を嫁（よめ）から聞くのは初耳やな（笑）」


（その２）
近くに住む姉がイタリア行きから帰国した晩のこと

　母　「表閉めてもたけど、○○子（姉）、あいさつに来んやろなあ」

　私　「まあ帰ってきた日は疲れて普通来んやろ」

　母　「飛行機に揺られて頭おかしなるやつやろか？」

　一同　「？？？？」

　妻　「エ、エコノミー症候群ですか？」

　母　「？？？？」

　息子　「アア～ん、時差ボケか！」

　母　「それそれ」



＊姉は飛行機に揺られ頭がおかしくなることもなく、翌日帰朝報告に参りました。ねむりはかせのお嬢様には大変お世話になり、誠にありがとうございました。（ねむりはかせ9/24ブログ参照）

（その１）

ＮＨＫ大河ドラマ「篤姫」を見ながら

　母　「でんしょういんってだれや？」
　
　私　「伝承委員は僕やがな」

　母　「あほ、篤姫の話や」

　妻　「お母さん、天璋院ですわ、それ。て・ん・しょう・いんですわ」


若者は楽天が好き、とっしょりは濁点が好き


（その２）

オリンピック体操個人総合で内村航平が銀メダルを取った数日後、甥で同名の「こうへい」君（母の孫）が当家に挨拶にきた日の晩のこと

　母　「うちのこうへいは野菜を全然食べんのやてよ」

　妻　「そんなことありませんよ、こうちゃん野菜大好きですよ」

　母　「いやあ、テレビで言うてやったで」

　妻＆私　「？？？？？」

　息子　「内野でなくて内村こうへいやろ、おばあちゃん」


まぎらわしい時期にまぎらわしい名前


　

　

　

　

久々に大阪に住んでいる姉が帰って来た日の晩御飯。

（その１）
部活で疲れてソファで寝ていた息子は寝ぼけまなこ。

　　母　「今日は○○（息子）ちゃんの好きなお好み焼きやで。
　　　　　早よ食べや」

　　息子　「．．．．．．．」

　　母　「何や、何にも言わんと。具合悪いんか？」

　　息子　「（聞こえないような小声で）いや寝てたし．．．．．」

　　母　「あれま、聞こえんわ。○○子（姉）、後で耳くそ取ってんか」

　　妻　「今まで寝てたんで頭動いてないんですよ」　

　　母　「それにしても、いつもはもっとようしゃべるのに、
　　　　　無口やなあ」

　　姉　「おかあちゃんは、口が六つある　むくち（六口）やわ」

そうそう、よくぞ言ってくれました。


（その２）
息子がもらってきた学級委員かなんかの認証書を見て

　姉　「ほー、すごいなあ」

　息子　「何が？あーん、その証書か」

　私　「おばあちゃんももらうか？認と証の間に知を入れて」

　母　「何と日本語て！」

まだ大丈夫。

その１

　　私　「おい、ｉＰhoneってすごい人気らしいな」

　　妻　「そうそう、テレビでやってた」

　　母　「ほうやろ面白いわなあ、水谷と寺脇の．．．」

　　妻＆私　「？？？？？？？」

　　息子　「それ、相棒やろ」



その２

　母　「今日、福井から来ゃったお客さん、ようしゃべらあるんやけど、歯がないもんやで何しゃべってやあるかわからんかったわ」

　息子　「いっそ、おばあちゃんも入れ歯はずしたったらよかったやん」

　妻　「話にならんやろ」

　私　「いや、はなし（歯無し）が通じる」