じんとにっく

韓国の話は昨日で終わるはずだったんですが、たまたま昨日の日経新聞にセブンイレブンの海外市場開拓の記事が掲載されておりまして、そこにロッテグループが運営している韓国でも日本流のモデルを開設する旨が書かれておりました。

そうか、ロッテは日本では単なる菓子メーカーのイメージですが、韓国では大財閥ですもんね。セブンイレブンの運営をしたって不思議ではありません。ガイドさんが「今のイ・ミョンバク大統領のロッテに対するえこ贔屓がすごいんです」とおっしゃってました。

従来、海外からの国賓が宿泊するのは警備の容易な新羅ホテルだったのに、イ・ミョンバク大統領になってからはロッテホテルに変更されたんだそうです。ここは明洞中心部でロッテ百貨店と併設されているので警備も困難なんだとか。

一方、日本からのコンビニ進出に対する規制強化の動きもあるようです。「今年６月にはファミマの韓国でのパートナーが店名を『CU』に変えると発表した」と日経の記事。そう言えば、ソウルタワーの観光バス駐車場のところにあるコンビニが、ついこの間までファミマだったのに「CU」に変わりましたぁ、とガイドさんが言ってましたわ。

「CU（シーユー）」って西友のぱくりか？と思ったら「あなたのためのコンビニ（CVS　ｆｏｒ　You）」という意味らしい。日本のコンビニエンスストアの模倣から脱却し２１世紀の韓国型コンビニに能動的進化をするというのが理由とのことですが、ファミマによれば「日本発祥とみられると公共施設などへの出店が難しい」からだろうと。

さて、朝飯はコンビニでおにぎりでもいいやと思ったんですが、おにぎりの表示がハングル文字で中の具が何かわからなかったので、結局買うのをやめたんです。後で「韓国のおにぎりの具」に関するサイトを見つけたんですが、やっぱりコチュジャンやキムチ味が多いみたいですね。

それから、何と言っても目に入ったのが、この十六茶ならぬ１７茶。

共通する成分は６種類で、あとは韓国オリジナルの素材らしいけど、それにしても韓国らしいネーミング（笑）。十六銀行に対抗する大垣共立銀行が１７階建ての本社ビルを建てた逸話を思い出して笑ってしまいました。