松竹梅

テーマ:よもやま話
母が好きで、毎日朝食時に流れている朝ドラ「梅ちゃん先生」。あまり真剣に見てるわけではないのですが、今日は梅ちゃん夫婦が生まれた子どもの名前を発表する場面。あれ~、いつの間にほんなことしてたのぉ~?という疑問はおいといて、命名「太郎」。

「げ、単純」と思ってしまったし、現に家族からも「おい、そりゃあちょっとあまりにも普通すぎやしねえか」という声もあがっていたが、「太郎」の「郎」は夫「信郎」の一字を取り、「太」は冬を乗り切る「梅」のように太い枝を持つたくましい子に育ってほしい、という願いからだそうな。

梅子の姉は松子で兄が竹男。つまり3人合わせて「松竹梅」。梅ちゃんは一番末っ子なので「梅」なんだろうけど、やっぱり松や竹よりも劣る感じなので、お母さんが「あんた、本当はその名前嫌だったんじゃないの?」と。

すると父親の建造さん(高橋克実)。「何言ってるんだ!」と一蹴し、「松竹梅は、冬でも緑を保つ松、雪の重みにも耐える竹、寒さの中花を開く梅、を称えた言葉。中国では『歳寒の三友』と呼ばれ、それらに上下はない!」と。ほぉ~、これは知らなんだぁ。て言うか、梅ちゃんの家族も他は誰も知らなかったようですが。

「ここは中国じゃねえぞ。日本じゃあ、料理でも松・竹・梅の順って決まってるじゃねえかぁ」という鶴太郎の反論もまたしかりでありまして、日本ではもっぱらこの順番で等級付けがなされることが一般的ですよね。

「しょう・ちく・ばい」というアイウエオ順なんかな?とも思いましたけど、訓読みにすると「ウメ・タケ・マツ」と逆転するしなぁ。松は樹勢が一番強く、仙人の食用にされたということもあり、最も尊いとする説もあるようで、花言葉も不老長寿だとか。

いずれにしても、高視聴率の「梅ちゃん先生」もあとわずかで終了ですね。ヒロインにちなんで「梅子」っていう名前をつけられる赤ちゃんいるのかな?

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