ソウル雑感

テーマ:旅日記
9/5~7日までの3日間のソウルの旅、お付き合いいただきありがとうございました。生まれて初めて行った韓国。ガイドさんやタクシーの運転手さんから聞いた話などもふまえたソウルの印象は、

1.「車が多く、しかも国産車ばかり」ということ。車間距離を思い切り狭め、少しでも隙間があれば割り込んでくる感じ。「よく事故が起きませんね?」とタクシーの運転手に言うと「事故?多いよ。毎日30人ずつ天国か地獄行ってるよぉ」。車種は7割方ヒュンダイのイメージ、あとはKIA。日本車ほとんどなし。

2.「軽自動車をほとんど見かけない」こと。理由を尋ねると、運転手さん「韓国では小さい自動車乗ってると小さい人間と思われる」。旅行社の男性ガイド曰く、「韓国人は見栄っ張りが多いんです」とのこと。

3.「自転車が少ない、いや無い」。都心部では車と地下鉄が中心で、自転車に乗っている人を全くと言っていいほど見かけなかった。もっとも、あんな運転マナーの悪い道を自転車で走っていたらひき殺されるのがオチか。

4.「漢字が少なくハングルばかり」。とにかく、看板表示類はほとんどハングル。英語併記が無ければほとんど理解不能。読むのは読めても意味がわからない。戦後、意図的に漢字を排除した政策は理解できなくもないが、中国人観光客の増加でそうも言っていられなくなるだろう。漢字表記が増えるのは日本人も歓迎か。

5.「韓国人は中国人が大嫌い」。もしかしたら、これは日本人以上かも。韓国で「中国人のような奴」と言うのは最大の侮辱で、「もしそう言ったらどうなるんですか?」と聞くと「ぶち殺される」と。日本人が嫌いという人は歴史的な経緯とそう教育されたから、ということが大きいが、中国人に対しては実体験からそう感じているようだ。

6.「イ・ミョンバクは史上最悪の大統領」。誰が最高の大統領かというのは人によって異なるが、最悪は彼で共通しているらしい。やたら物をつくりたがる。そして全部自分の懐へ入れる。多分、辞めたら逮捕されるであろうと。

ちなみに、イ・ミョンバク大統領がソウル市長時代に整備した人工河川・清渓川。今ではソウル市民や観光客の憩いの場となっているが、高架を取り除いたことでソウル中心部の渋滞が酷くなったという弊害も一方ではあるとのことだ。

日本に20年暮らした韓国人男性ガイドさん曰く、「今の韓国は私がちょうど20年前に見た日本。つまり韓国は日本より20年遅れています」。私が20年前に見たアメリカが今の日本。どうやら、アメリカ→日本→韓国→中国の間には20年ずつのズレがあるようだ。それはちょうど五輪の開催時期とも重なるような気もする。

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