最初に噛んだのは

テーマ:スポーツ
ロンドン五輪、終わりましたね。最後の最後にレスリングの米満選手が金メダルを獲得し、まさに有終の美を飾りましたが、あの金メダルを噛む姿は実にぎこちなくて似合いませんでしたね~。

「それにしても、何で金メダルを噛むんやろねぇ?」と妻が聞きます。確かに最近やたらメダルを噛む選手が増えましたが、この疑問を持つ人は日本のみならず、世界中にいらっしゃるようです。

ネットを検索して色々と調べてみますと、まず現実的な理由として最も有り得るのが、「カメラマンからの要請」。絵になるポーズが欲しいんですよね。昔、メダルの形のしたチョコレートがありましたが、「腹が減っているから」なんていう珍回答もありました。

そのあたりを、上手くユーモアを混じえて表した英語の記事がありました。Most likely to satisfy pose-hungry media. つまり選手が腹を空かしているのではなく、メディアの方がいいポーズに飢えているのだ、というわけです。

「本当に金かどうか確かめるため」という説も。金は他の金属に比べると柔らかいですから、実際に噛むと歯型がつくみたいですよ。もっとも、金メダルの金含有率はわずか1~2%で残りはほとんどが銀のようですが。

さて、この金メダルを噛む行為を最初にやったのは誰なのか?1988年ソウル五輪で、水泳男子200m自由形で優勝したオーストラリアのダンカン・ジョー・アームストロングではないかと言われているのですが、これも確たる証拠はありません。

最初にやった日本人ということであれば、アトランタ五輪柔道で金メダルを獲得した野村忠宏選手が最も有力視されています。この姿覚えている人多いと思います。

ところが、彼のブログによると、彼はある人の行為を見て真似をしたそうです。その真似をされたのが、同じくアトランタ五輪柔道で金メダルを獲った中村兼三選手。ロンドン五輪のコーチしてましたね、地味に(笑)。

妻に「初めて金メダルを噛んだ日本人誰やと思う~?」と聞くと、「やわらちゃ~ん」「ブッブー。正解はけんぞうくんでした」「うっそぉ~!」。実は彼、妻の従弟なんです。


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