西部けいそつ
テーマ:よもやま話
2012/08/08 09:26
一昨日の長浜花火大会は皆さん、楽しまれましたか?昨年はこれで最後という話もあったので近くまで見に行ったのですが、今年は家にこもって居りました。もっとも一発目の「ドーン」という音で、すわ母が倒れたかと勘違いしまして、慌てて母の部屋へ駆け込んで「大丈夫か!?」
そこに悠然と立っていた母でしたが、その母が前々から「これだけは見に行きたい」と言っていたのが花火ではなく、西部ステーションで上映される映画「ひめゆりの塔」。西部ステーションというのはデイサービス、老人福祉介護施設の一つですね。
妻がいつもより食事の支度を早目に始めているので、「どうしたん?」と聞きますと、「お母さん、今日夜7時半からの映画見に行く言うてやったやん」。すっかり忘れていた私は「あ、そやったね」。母は母で忙しそうにしている私を見て「やっぱ、映画やめとくわ。あそこまで行けへんし」と。
「ふ~ん」とその時は聞き流しておりましたが、仕事も落ち着いたところで、「送ってったろか?」と言いますと、「ほんなら頼もか」となったのですが、「それにしても、何でわざわざ花火の日の夜に映画なんかやるかね?」と改めて尋ねます。
「ほやって書いたったも、紙に」と母。「日を間違えてへんやろな」。「そこまで呆けてませんよ。ちょっと待ってて」とチラシを持ってくる母。
おぉ~、なかなか雰囲気の出た渋いチラシですやん。戦争を体験している世代ですからね、とにかく見たいと。「西部劇場で上映」なんて書いてあるところもなかなかそそられますね。
なるほど、確かに「8月6日」とあるなぁ。ん?待てよ。「あの~、これ1時30分~って書いたるんですけど」。「なにィ~!7時30分~とちゃうんかいな」。確かに「7」と読み間違える人が100人に1人くらい居てそうな「1」ではある。
この日はちょうど6日で月参りの日。「1時半言うたら、ちょうどごえんさんが参らった時間やがな」と母。映画にご縁さんは無かったんですな。残念どした。
そこに悠然と立っていた母でしたが、その母が前々から「これだけは見に行きたい」と言っていたのが花火ではなく、西部ステーションで上映される映画「ひめゆりの塔」。西部ステーションというのはデイサービス、老人福祉介護施設の一つですね。
妻がいつもより食事の支度を早目に始めているので、「どうしたん?」と聞きますと、「お母さん、今日夜7時半からの映画見に行く言うてやったやん」。すっかり忘れていた私は「あ、そやったね」。母は母で忙しそうにしている私を見て「やっぱ、映画やめとくわ。あそこまで行けへんし」と。
「ふ~ん」とその時は聞き流しておりましたが、仕事も落ち着いたところで、「送ってったろか?」と言いますと、「ほんなら頼もか」となったのですが、「それにしても、何でわざわざ花火の日の夜に映画なんかやるかね?」と改めて尋ねます。
「ほやって書いたったも、紙に」と母。「日を間違えてへんやろな」。「そこまで呆けてませんよ。ちょっと待ってて」とチラシを持ってくる母。
おぉ~、なかなか雰囲気の出た渋いチラシですやん。戦争を体験している世代ですからね、とにかく見たいと。「西部劇場で上映」なんて書いてあるところもなかなかそそられますね。
なるほど、確かに「8月6日」とあるなぁ。ん?待てよ。「あの~、これ1時30分~って書いたるんですけど」。「なにィ~!7時30分~とちゃうんかいな」。確かに「7」と読み間違える人が100人に1人くらい居てそうな「1」ではある。
この日はちょうど6日で月参りの日。「1時半言うたら、ちょうどごえんさんが参らった時間やがな」と母。映画にご縁さんは無かったんですな。残念どした。