逆はもっと嫌なり

テーマ:言葉・漢字
度量の狭い人やケチな人に対して、よく「あいつはケツの穴の小さいやつだ」などという言い方をいたします。何でそんな言い方をするのか?見たこともないくせに。

ネットで調べてみますと、諸説あるようですが、一つは「小判」→「黄金」→「大便」の連想から、「ケツの穴が小さいと出るものも出せない」。従って「ケチである」

さらに、「糞切りが悪い」→「踏ん切りが悪い」→「決断ができない」となったという説。この場合は、優柔不断な人間も「ケツの穴の小さいやつ」に含まれるわけですね。

しかし、よーく考えてみると、出てくるものの大きさは「ケツの穴」の大きさと果たして関係するのだろうか、という疑問が湧いてまいります。さらに、小さい方が糞切れも良さそうな気がするんですけど。

この言葉は、いわゆる「けなし言葉」なわけですから、これと反対の言い回しは「ほめ言葉」となってしかるべきであります。しか~し、

「あいつはケツの穴がでかいぜ」と言われたら、何かもっと嫌じゃありませんか?

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