何かあったんかの関

テーマ:旅日記
一昨日、加賀屋を10時に発ち、徳光SAで買物を済ませた後、昼食会場に向かったのですが、小松近辺で超低空飛行の自衛隊ヘリを発見。どうやら、1機だけではなく数機が飛び回っているようでした。

あれま、何かあったのか?そう思ってバスの車窓から左手を見ると、制服を着た数十名の自衛隊員がたむろしているのが見え、右を見ると報道関係の車がずらり。「こりゃ、何かあったに違いない!北朝鮮からまた脱北者がたどりついたか?いや攻めて来よったんかも?」

一体何があったんか?と騒いでいるうちに、目的地の安宅の関に到着いたしました。義経主従が頼朝に追われて奥州に落ち延びる途中にこの地で起きた事柄は、歌舞伎「勧進帳」の題材にもなっており有名ですが、実際にここを訪れるのは初めての人がほとんどでした。

勧進帳は弁慶と関守富樫の息詰まる攻防が見せ所の芝居ですが、この安宅の地には「富樫」姓の方は現存しないのだとか。一方、山形県の鶴岡のあたりに「根津の関」というやはり関所があったそうで、そこ(現在:鼠ヶ関)には富樫姓の方が何人もいらっしゃるそうです。

そういう経緯から、「実は勧進帳の舞台は安宅の関ではなく根津の関だったという説もあります」とバスガイドさんの説明。もっともこのガイドさん山形県出身だそうで、いくぶん我田引水か。

ここから程近い「長沖」という料理屋で昼食。ちょっと驚いたのが
「カニ甲羅揚」
一瞬、カニのグラタンかと思ったのですが、いやいやそんなドロッとしてないし、だいいちズワイガニの身がぎっちり入っており、玉ねぎやじゃがいも、玉子の旨みと相まって絶妙。これは初めての味。和風しゅうまいとともにこの店の名物料理。これはお勧めです。

あ、そうそう、小松での事件、F15からの燃料タンク脱落事故だったんですね。「義経もタンクも落とす小松かな」。

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