おたんこなす
テーマ:言葉・漢字
2011/10/10 09:49
この辺りではあまり使わないと思いますが、間抜けな人や鈍間な人を侮辱する時に「この、おたんこなす!」などと言いますね。どうも、こういう言葉を聞くと由来を知りたくなる悪い癖があります。
「おたんこ」+「なす」がまず思い浮かびます。何か「たんこぶ」みたいな出来損ないの「茄子」みたいな野郎、ってことなんやろか?とかね。
いやどうも違うようです。これは「おたん」+「こなす」から成っている言葉らしいのです。で、元々は同義語の「おたんちん」から来ているんだとか。
「おたんちん」とは、語源が定かではないらしいけど、ある説によると江戸の吉原(遊郭)の言葉で嫌な客のことをこう呼んでいたんだそうです。そんなことで嫌われたんじゃ身も蓋もないんだけれど、「おたんちん」=「御短珍」だとか。
で、そんな直截的な表現はいくら何でもまずかろ、ってことで「ちん」→「小茄子」に変えたらしい。まあ、こんなところで身代わりに使われた茄子は茄子で気の毒なれど、考えてみると「ボケナス」とかいう罵倒語もありますね。
そう言えば、うちの奥さん、「◯◯◯ってどういうことか知ってるか?」と聞いた時、よく「そんなもん、分からんちんのおたんちん」って応えるんですけど、まさか「おたんちん」の意味がわかって言ってるんか、おい?
「おたんこ」+「なす」がまず思い浮かびます。何か「たんこぶ」みたいな出来損ないの「茄子」みたいな野郎、ってことなんやろか?とかね。
いやどうも違うようです。これは「おたん」+「こなす」から成っている言葉らしいのです。で、元々は同義語の「おたんちん」から来ているんだとか。
「おたんちん」とは、語源が定かではないらしいけど、ある説によると江戸の吉原(遊郭)の言葉で嫌な客のことをこう呼んでいたんだそうです。そんなことで嫌われたんじゃ身も蓋もないんだけれど、「おたんちん」=「御短珍」だとか。
で、そんな直截的な表現はいくら何でもまずかろ、ってことで「ちん」→「小茄子」に変えたらしい。まあ、こんなところで身代わりに使われた茄子は茄子で気の毒なれど、考えてみると「ボケナス」とかいう罵倒語もありますね。
そう言えば、うちの奥さん、「◯◯◯ってどういうことか知ってるか?」と聞いた時、よく「そんなもん、分からんちんのおたんちん」って応えるんですけど、まさか「おたんちん」の意味がわかって言ってるんか、おい?