左側通行

テーマ:よもやま話
我が国では「車は左、人は右」ということで、歩行者は道路の右側を通行するように定められております。しかるに車を運転しておりまして左側を歩いている人の多いこと、多いこと。

私、大通りよりも信号のない裏道を走る癖がありまして、家族から揶揄されることもあるのですが、例えば長浜楽市からやや北へ行った所から西へ向かい、三菱樹脂の南を通る道、ここを暗くなってから走りますと、ふっと左側を歩く歩行者が居て肝を冷やすことが結構あります。

そんな道走らなきゃいいじゃないか、ってなもんですが、法律上間違ってるのは彼らであり、車で走ってる時は「おい、人は右側歩かな危ないやろ!」と思ったり、唸りそうになったりします。

しかし、逆に歩行者としての立場に変わった時に、ふと気がつくと左側を歩いていることがしばしば、いやほとんどそうかもしれません。江戸時代などは刀が触れ合うのを避けるため武士は左側通行していたそうですが、やっぱり私には武士の血が流れているのでしょうか。いやそんな系図はどこ探しても出て参りやせん。

そもそも、「車は左、人は右」となったのは第2次大戦後でアメリカの指示によるものだそうです。人と車の対面交通での安全確保が目的と言いますが、実際問題、狭い道路を右側歩いていて、向こうから車が来るのは結構怖いものでして、その意味からも左側を歩く方が安心な気もします。

ところが、そんなことより何より「人間は、基本的に左側を歩くようにできている」んだそうです。つまり心臓は左側にあり、これを守るのは左側歩行が理にかなっているわけです。考えてみると陸上競技のトラックやスピードスケートのリンクも左回り。こちら向きの方が活動しやすいんですな。

ちなみに、「カウンターで2人並んで酒を飲む場合、右側に座る方が悪酔いしにくい」んだそうです。胃は身体の左から右下に付いており飲食物はその方向に流れる。体を左に向けると胃の消化を助け、左側に座ると胃を圧迫する姿勢を続けることになる、と。悪酔いしやすい方、いかがでしょう?心当たりあります?



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