スモールワールド

テーマ:よもやま話
妻の姉夫婦が東京に住んでおります。その姉婿(義兄)から「大学時代の友人が、琵琶湖岸を6日間で踏破し、その時の記録や感想を1冊の本にまとめたので...」と、その1冊の本が送られてきたのが丁度1年ほど前のことでした。

本のタイトルは「琵琶湖 三十三万八千歩」で著者は岡野忠雄さん。「ウォーキング・山歩き」が大好きで、既に「日本百名山を殆ど踏破した強者」というのが義兄の評でありました。

さて、一昨日「み~な101号」が届きました。今回は「湖畔日和」特集で、「湖に沿って歩いてみよう」なんて書かれております。そこで何となく上記の1冊のことが頭に浮かんだわけなのですが、「まさかな~」と思いながら、パラパラとページを繰っていくうちに「うそ!出た~」

32ページに現れました「びわ湖全周歩を本にした岡野忠雄さん」。記事を書かれたのはご自身も「北近江の山歩き」という本を著された元市役所職員の西岳人(ペンネーム)さんでした。岡野さんは今夏、長浜市内で開かれたあるグループの勉強会に講師として招かれ、その時に西岳人さんに会いたいと逆指名があったのだそうです。

それにしても「世間は狭いもの」と思ってしまうのですが、実は「6次の隔たり」といって、この世の中において、遠く離れた全く知らない同志の2人でもそれぞれの知人を平均して5,6人たどっていくと繋がってしまうのだそうです。(「私たちはどうつながっているのか」 増田直紀著/中公新書より)

さて義兄の手紙にはこう書かれておりました。「(岡野さんの著書を)読んでみると、若干『博覧強記』的な色合いが感じられるものの、なかなか面白く且つ良く纏まってもおり、長浜に住んでいる貴君にも、少しは興味の湧く部分があるかも...」

「み~な101号」と共に、是非この1冊も手に取っていただければ、幸甚とにっくでございます。

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