じんとにっく

日本経済新聞社が全国の市と東京23区を対象に実施した「第6回行政サービス調査」の「行政サービス水準」で長浜市が全国43位にランクされたようです。

サービス水準は、①公共料金②高齢者福祉③子育て環境④教育⑤住宅・インフラの５分野（施設数や料金、制度など３８項目）を６０点満点で評価し３００点満点。全国１位は東京の三鷹市で総合得点は１８１．４点で、上位には東京都内の市区がずらりと並んでおります。

長浜市４３位って大したことないやん、と思われるかもしれませんが、滋賀県ではもちろん１位で、近畿でも全国１９位の枚方市（大阪府）に次いで第２位なんです。ちなみに得点は１５６．１点で前回調査の６５位から順位が上がっております。

実は近畿１１１市のうち全国５０位以内はこの２市だけという不甲斐なさなのですが、長浜は近畿の中で、「教育」が３位で「子育て環境」や「住宅・インフラ」でも上位に入っているということです。滋賀県では高島市が図書館数や蔵書数が充実しているということで「住宅・インフラ」部門で近畿１位となっているようです。

一方、米原市は人口1,000人当りの病院・診療所の病床数がゼロで、1位の東京千代田区は５４．７床と、行政サービス格差の一例に挙げられておりました。

これを以って満足すべしというものでもなく、また合併などしたら行政サービス水準が落ちる、と考えるべきものでもないと思いますが、現状の自分たちの立ち位置を見るという意味では貴重な調査結果だと思います。


（追記）
こう書いている間に長浜市で残念な事件が発覚いたしました。市政のみならずボランティア活動等でも多大な貢献をされてきた方なので、晩節を汚されたのは本当に悔まれてなりません。