篤姫最終回

テーマ:よもやま話
昨日は篤姫の最終回。まさか最初から最後まで見るとは自分でも想像しておりませんでした。当初は視聴率も20%程度だったのが、最終的には25%を超える人気番組になっていたようですね。

前にも書いたような気がしますが、高視聴率の要因は何と言っても「宮崎あおい」の演技力でしょうね。実年齢23歳ですが、49歳まで生きる天章院を演じることを念頭に、逆算して娘時代の演技を考えたということだそうです。

田淵久美子さんの脚本も見事でした。特に家定と小松帯刀という、これまであまり脚光を浴びて来なかった人物にスポットライトを当て、篤姫との人間模様を巧みに演出していました。この2人の魅力が女性ファンを捕らえたことは確実だと思われます。

近年の大河ドラマは、「利家とまつ」や「功名が辻」のようにキャストに人気タレントを配し、視聴率稼ぎが見え見えなものと、昨年の「風林火山」のように史実に忠実にじっくり見せるものに分かれると思いますが、今回の篤姫は人気タレントに頼ったわけではないですが、脚本力と演技力と出演者のチームワークで勝ち取った視聴率ではないかと思います。

近年でこのパターンに最も近いのは「新撰組」ではなかったかと思います。最初は見ていなかったのですが、途中から見始めて若い俳優達が活き活きと演じていて引き込まれていった記憶があります。共通して言えるのは、演者たちが完全に役に成り切っていたということではないでしょうか。

最後に篤姫が最終回で、和宮に次のように語った言葉がとても印象的であり、作品のメッセージでもあったような気がします。

「真の幸福とは、地位や、ましてや財産によって得られるものではなく、気のおけぬ友や家族と暮らす穏やかな日々にあるもの」

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