じんとにっく

（その１）
６月中旬のとある日のこと

私：　暑いなあ、今日は

妻：　暑いでえ、日差しがすごいの。干場にいたら日差してくらくらしてきたわ。お母さんは暑くないんですか？

母：　おん、暑いんや、暑いんやけどな

妻：　けど、何？

母：　こないだまでせんど寒い、寒いとばっか言うてたさかい、ちょっと遠慮せなあかんかと思て


暑さ寒さが彼岸から彼岸まで




（その２）
さらに暑くなった翌日

私：　暑いなあ、今日は一段と

妻：　もうこのまま、梅雨は来んのやろか

私：　来んと５５号

妻：　そんなこと言っても寒くならないわよ

私：　う～ん、それは困った困ったこまどり姉妹。これでも？

妻：　寒くはならんけど、百年の恋もさめた


焼け石におやじギャグ





（その３）
８月に東京の姪の結婚式があるのですが

母：　おい、もう招待状来たかいな

妻：　まだですよ。一ヶ月前くらいに来るんじゃないですか

母：　ほんまに、あの子ら（姪のこと）で出来るんやろか

妻：　大丈夫ですよ、しっかりしてるんだから

私：　ほうよ。何にもできん婆さんが心配してどうする

母：　もう心配で心配で夜寝られへんがな

妻：　そのお母さんが心配ばっかりするのが私らは心配で心配で


心肺機能と心配機能は反比例