がんばらない経営

テーマ:よもやま話
ヤマダ電機の会長が社長に復帰したそうですが、同社を筆頭とする家電量販店は過当競争、ノルマ、厳しい労働条件のイメージがつきまとっていたのですが、朝日新聞の記事によると、そんな中「がんばらない」を経営理念にあげている会社があると知ってびっくり。

その会社は「ケーズデンキ」。がんばらない経営の象徴が「ノルマなし」「残業なし」だそうで、高い目標をかかげて社員に無理をさせると、短期的には業績が上がるが、やがて息切れしてしまう。無理な売り込みはお客のためにもならない、という考え。

で、何と「一番大切なのは社員。次いで取引先、3番目がお客」と言い切るわけです。普通、お客様が一番となるんですけど、意外とそう言ってる会社って口先だけのことって多いですよね。

この新聞記事を見て、家電業界の競争を三国志に例えてうまく説明しているブログ(ノボ村長の開拓日誌)を見つけました。面白いので読んでみて下さい。こういう時にこそトラックバック承認申請をせなあかんのやろか?せんけど。

さて、ケーズデンキのチラシに

日本でいちばん大切にしたい会社」大賞って聞いたことあります?私は無かったのですが、今年で3回目だったそうで、ケーズデンキさんはその中の実行委員長賞を受賞されたわけですね。新聞記事を読む限り受賞に十分に値するでしょう。

ちなみにこれは、日本の経済に、日本のすべての働く人に、本当の活力を生み出すために。「正しいことを正しく行なっている企業」を表彰するもので、社員を大切にし、下請けいじめもせず、障害者を雇用し、黒字で、労災もないというのが応募資格だとか。

過去3回の受章企業をざっと見てみたんですが、何と長浜の新江州さんが第1回の「審査委員会特別賞」を受賞されてましたわ。身近なところに模範があったんですね。

さて、よくよく思い返して見ますと、確かにケーズデンキは他の量販店と比べると、社員さんが親切で誠実な印象があるなあ。「がんばってなさ」がちょうどええ雰囲気を醸しだして。

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