口癖は潤滑油?
テーマ:言葉・漢字
2013/07/12 09:41
話している時、やたらと出てくる相手の「口癖」が気になることはありませんか?ちょっと古いけど、6/29の朝日新聞beランキングが取り上げていた「どうにも気になる口癖」。1651人が回答したアンケートの結果、
①っていうか~(661) ②ぶっちゃけ(645) ③~みたいな(534)
④超(チョー)(520) ⑤マジで?(472) ⑥~っすね(413)
⑦めっちゃ(359) ⑧~じゃん(301) ⑨えっーと(264)
⑩要するに(要は)(262) がベスト10。
皆さん、自分で心当たりありますぅ~?私はどうかなぁ~、「~みたいな」は時々言うし、「超」や「マジ?」、それに「めっちゃ」は頻繁に。あと、23位だった「基本的に」もよく言うなあ。
立命館大学の東照ニ教授によれば、上位になった言葉は大きく3つのグループに分けられるそうです。すなわち、
1.「垣根表現」:相手との間に距離を取り衝突を避けるぼかし表現で、「っていうか~」、「~みたいな」、「ある意味(15位)」など。「~っていうか~」は前段を否定するようで評判が悪いが、言ってる本人にはその意図はそれほどないようだ。
2.「距離を縮める言葉」:あなたを信用して本心を見せますよというアピールで、「ぶっちゃけ」、「ここだけの話」、「正直」、「ヘンな話」、「超」「マジで?」「~っすね」など。親しくしたい気こそあれ悪気はないが、「ここだけの話というのは、信用しないほうが正解」らしい。
3.「説明責任を回避する言葉」:仲たがいはしたくないが詳しく説明するのは面倒という時に用いる、「要するに」、「逆に言うと」、「結論から言うと」など。しかし、実はこれらは言語能力の低さの表れであり、「要するに、を連発するくせにダラダラ話す人が多い」、「これをいう人からまとまった話を聞いたことがない」など手厳しい。
公的言語といわれる英語が完全文が望ましいとされるのに対し、日本語は不完全文で話すのが常。一人で全部を話さず、相手とやりとりしながら一つの文章を作る『共話』、つまり仲間内の私的言語だと東教授。英語は口癖も限られており相槌の頻度も低いが、日本語では、口癖が「潤滑油」の役割を果たしているんだそうですわ。
っていうかー、要するに、わかったぁ?
①っていうか~(661) ②ぶっちゃけ(645) ③~みたいな(534)
④超(チョー)(520) ⑤マジで?(472) ⑥~っすね(413)
⑦めっちゃ(359) ⑧~じゃん(301) ⑨えっーと(264)
⑩要するに(要は)(262) がベスト10。
皆さん、自分で心当たりありますぅ~?私はどうかなぁ~、「~みたいな」は時々言うし、「超」や「マジ?」、それに「めっちゃ」は頻繁に。あと、23位だった「基本的に」もよく言うなあ。
立命館大学の東照ニ教授によれば、上位になった言葉は大きく3つのグループに分けられるそうです。すなわち、
1.「垣根表現」:相手との間に距離を取り衝突を避けるぼかし表現で、「っていうか~」、「~みたいな」、「ある意味(15位)」など。「~っていうか~」は前段を否定するようで評判が悪いが、言ってる本人にはその意図はそれほどないようだ。
2.「距離を縮める言葉」:あなたを信用して本心を見せますよというアピールで、「ぶっちゃけ」、「ここだけの話」、「正直」、「ヘンな話」、「超」「マジで?」「~っすね」など。親しくしたい気こそあれ悪気はないが、「ここだけの話というのは、信用しないほうが正解」らしい。
3.「説明責任を回避する言葉」:仲たがいはしたくないが詳しく説明するのは面倒という時に用いる、「要するに」、「逆に言うと」、「結論から言うと」など。しかし、実はこれらは言語能力の低さの表れであり、「要するに、を連発するくせにダラダラ話す人が多い」、「これをいう人からまとまった話を聞いたことがない」など手厳しい。
公的言語といわれる英語が完全文が望ましいとされるのに対し、日本語は不完全文で話すのが常。一人で全部を話さず、相手とやりとりしながら一つの文章を作る『共話』、つまり仲間内の私的言語だと東教授。英語は口癖も限られており相槌の頻度も低いが、日本語では、口癖が「潤滑油」の役割を果たしているんだそうですわ。
っていうかー、要するに、わかったぁ?