土壇場

テーマ:言葉・漢字
今日もこれから作新学院と対戦ってことで今更なんですが、「八幡商、土壇場で逆転サヨナラ!」なんて文字が各紙に踊ってましたね、先日は。感動を与えてくれてありがとう、という柄でもありませんで、考えることは「ところで、何で『土壇場』て言うんやろ?」。やな奴ですな。

土が壇になっている場?ん、マウンドか?いや、サヨナラホームラン打ったんはバッターや、ピッチャーちゃう。マウンドでホームランは打てん。

語源由来辞典調べました。ほぉ~、やっぱり元々は「土を盛って築いた壇の場所」と。それが、なになに、江戸時代になると、斬首刑つまり首斬りン時に罪人を土壇場に横たわらせるようになったぁ!?

そこで「刑場」の意味にいったん相成りまして、それが転じて「どうにもならない場面や最後の決断を迫られる場面」の意味として使われるようになった、と。

最近、「ドタキャン」なる言葉を何気なく頻繁に使用しております。これ「土壇場でのキャンセル」ってことなんですけど、語源を知ると、何だか、水戸黄門とかで急にお裁きが変わって、冤罪で死刑になるはずだった町人が急に許されるみたいな場面を想像してしまいます。

あるいは、首を斬られた死んだはずの罪人が「キャン!」とか言って生き返る...とか。書いてるうちに、「死んだ人が生き返らないか夜を通して見張る」というお通夜の由来を思い出してしまいました。

昨日は3年前になくなった高校時代の親友の命日。早朝にお墓参りに行ってきました。いつになっても亡くなったなんて信じられん。Aやん!ドタキャンして戻って来い!

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