Gメン歩き

テーマ:よもやま話
先日、祝町通りを自転車で走ってましたら、前方に観光客と思しき方たちのかたまりが...。5,6名で団子になるでもなく、ばらけるでもない状態で。

隙間をぬって前に通り抜けようとしたら、おもむろに2人くらいがその前に現れ、ついに全員が横一列状態に。私の自転車にはチンチンがついてないので(♀か?)、しばらく後ろからついていって、その中の誰かが気づいてくれるのを待っていましたが...。

このように、通りを我が物顔で横一列になって歩く団体、観光地ではどこでも見られますよね。かく言う自分も観光客の立場になれば、無意識のうちにそんな風にして歩いているのですが、後ろから自転車でチンなんてやられようなものなら、思わずそちらを睨みつけてしまうかもしれません。

立場変われば人変わる。なんですが、このように通りをふさいで横一列になって歩くスタイルを、我々の世代は確か「Gメン歩き」と呼んでいたと思います。Gメン75、覚えてますか?75っていうくらいですから1975年。おぉ、もう35年以上も前のことか。

ねえ、偉そうな顔して横一列になって歩いてますやろ。しかし、観光客におけるGメン歩きの心理というのは一体どうなっているんでしょうね?何であんな風なことになるんでしょうか。ネットで検索してもこういうことを研究、考察された形跡もありません。

どうなんでしょう、個人的に思いますのは、まず慣れない観光地なので、皆から遅れて迷子になりたくない、というのがあると思うのですが、それなら誰か目立つ人の後ろにぴったりとくっついて行けばいいわけで、わざわざ横一列になることはないでしょう。

もう一つは、観光地ですので、とにかく珍しいものが見たい。いや、まず自分が最初に何か変わったことを発見したい!そして、「あれ見てみ、すごいと思わへん?」と仲間にその発見を自慢したい、ということがあるかもしれません。

この場合、人の尻についていくだけでは目的が果たせず、自分が前に前に出る必要が生じますね。お互いがその思いで競いあうことによって、自然と横一列になってしまう。おお、競争による見事な均衡。いかがでしょう、あなた流の「Gメン歩きの心理学」、あったら是非ご披瀝下さいませ。

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