水うちわ

テーマ:油甚本店
財津一郎さんがコマーシャルをやっている「に・ほ・ん・フルハップ」の経営者保険に加入しておりますので、毎月「まいんど」という雑誌が送られて参ります。

今8月号の特集は「涼をとる」となっておりまして、夏座敷、風鈴、金魚等々とともに「水うちわ」が紹介されており、写真も載っておりました6/3のブログでも紹介いたしましたが、現在ウィンドウに飾っている金魚柄のうちわが、まさにそれであることに初めて気がつきました。「へ~、水うちわっていうんか」と。

飾っているもの以外にも鯉の柄のがありました。堅ボーロの清水ボーロさんのうちわです。


水うちわは、雁皮紙(がんぴし)という非常に薄い紙を使い、専用のニスを塗って仕上げるのだそうです。昔は、このうちわを水につけて気化熱で涼むという、打ち水に似た風流な方法で涼をとった、と書かれておりました。

さっそく水道の蛇口から水をおそるおそるポトポトと落として扇いでみました。水滴が飛んできて確かに涼しいです。本当はもっとズッポリと水につけて扇ぐのかもしれませんが、何せ年代物なのでニスがはがれてふにゃふにゃになると困るのでやめておきましょう。

写真がまずいので皆さんには実感していただけませんが、透明感があり視覚的にも涼しげです。水を打つうちわ、すなわち「水打ちわ」と掛詞になっているところも気に入りました。今日は花火大会。花火のお伴に「水うちわ」はいかがでしょう。

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