暑くない字

テーマ:言葉・漢字
今年の夏は暑い。とにかく暑い。ひたすら暑い。

それにしては、「暑い」という字はさほど暑そうでない。同じ「あつい」でも「熱い」は「あっちっち」という感じがする。それはお前がそう感じるだけだ。「暑い」でも十分に暑く感じる、という人もいるだろうけど、とにかく自分はそう思ったので何故だか考えてみた。

「熱い」には下に点々が四つついている。これが「あつさ」の源だ。「れんが」もしくは「れっか」という部首で火を現しているそうだ。道理で熱いはずだ。

一方の「暑」には「日」つまり太陽がついているが、これだけではあたたかいかもしれないけれどあつくはない。「日」の下に「者」だもんね。日かげ者、むしろ寒いじゃん。これってどうよ。

調べてみた。

暇だね、というのは結論聞いてからにしろ。

「日」の下の「者」はただの「者」、つまり「ただ者」ではなかった。これは「煮る」の源字であったのだ。「煮る」はあついよね。それならわかる。最近の暑さはカレーや肉じゃがの中で煮られるに匹敵する暑さだ。上が「日」で下は「煮」。これは最強の暑さだ。

「暑い」という字の「暑さ」に物足りなさを感じていたけど、「暑さ」にも別のシテンが必要だった。

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