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ほらじじいの合意

テーマ:政治
洞爺湖サミットも終わり、温室効果ガス排出量を「2050年までに半減」することを世界の目標とすることに合意がなされたようです。(洞爺を「ほらじじい」と読んで合意の信憑性を疑う人もいるようですが)

このニュースを聞いてまず思ったのは「それまで生きているかどうか?」だったのですが、あと42年ですから私の場合全く不可能というわけではないですが、ほぼ死んでいるのは確実でしょう。合意をした人たちも福田さんを始めほとんど達成を確認することはできんでしょうね。

次に「目標の実行可能性」ですが、あと40年余りで半分ですから至難の業という印象です。特に発展途上国にとっては無理な注文ですから先進国は相当ドラスティックに減らす必要があるでしょう。ちなみに40年で半分にするには毎年どれくらい減らせばいいのでしょう?

そうでした、いいツールがありました。例の「マジカルナンバー72」の再登場です。はい、72÷40=1.8ですから、毎年前年に比べて1.8%ずつ減らしてゆけば40年後には半分になる計算です(実際は1.7%でもOK)。こう考えると、何となく出来そうになるから不思議なものです。

世界に見倣って、我が長浜商店街連盟も「不参加単組(ふさんかたんそ)削減」に合意といきたいもんです。

香魚と香年期

テーマ:よもやま話
鮎のおいしい季節となって参りました。何といっても塩焼きを蓼酢につけて食するのが最高であります。

先日なまずを話題にいたしましたが、何と中国では「鮎」と漢字で書きますと「なまず」のことなのだそうであります。「占」という字が「粘」という字の旁にもなっているように「ぬるぬるした」という意味があるからのようです。

さて、汗のにおいが気になる季節でもあります。汗はそれ自体ににおいがあるのではなく、放置すると細菌が繁殖し悪臭を発するので、こまめにふき取ることが肝要のようです。またエアコンの普及で「暑熱順化」の機能が弱まり、汗をかきにくくなっておりますが、汗をかかないのは体臭が強くなる原因ともなるようです。

鮎と体臭に何の関係があるんじゃい!と怒らないで下さいね。鮎は中国では「香魚」と申しますが、何と鮎の香りの主成分の中には我々中高年おじさんの加齢臭の原因でもある「ノネナール」が含まれているというショッキングな話が「旬の魚はなぜうまい」という本に書かれておりました。

著者である岩井保氏曰く、
「アユのイメージは損なわれるが、加齢臭の持主は清楚なアユのような気分になっていただきたい」

さるコジ

テーマ:政治
洞爺湖サミットで福田首相とフランスのサルコジ大統領との会談が見送りになったそうである。日本側が望んだが仏側が乗り気でなかったと新聞に書いてあった。議長国日本と会談予定がないのはG8でフランスだけだとか。サルコジはどうやら日本が嫌いらしい。


固辞: 日本側は積極的に働きかけたんですけどね

誇示: 親日家であったシラク前大統領との違いを見せたいのか

孤路: 妻のスパーモデル、カーラさんも直前に同行キャンセル

故事: 「知らぬが仏」。日本のよさを知らないんでしょう

古寺: 京都も古くさくてお嫌いだとか

虎児: 藤川のようにオールスターのセ界を締めて欲しかったのに

嫌われ者の出番

テーマ:油甚本店
洞爺湖サミットが開幕したせいか、新聞の記事や広告は環境一色。まさに環境サミットの様相を呈しております。少し前までは、いくら地球温暖化と声高に叫んでも、差し迫った状況が眼前に迫っているわけでもないと、どこか他人事のように冷めていたものですが、どの企業も真剣に環境問題に取り組み始めた感じがいたします。

うがった見方をすれば、原油高、穀物高が尋常でないレベルに達し、しかもそれが短期的現象にとどまらず長期化しそうな気配が見え始めた、つまり「環境が商売になり始めた」ということでありましょう。皮肉にも資源高という困った現象が引鉄を引いた形なのでしょうが、結果オーライでこのまま環境シフトしていくのが日本産業界の生きる道かもしれません。

そんな中、昨日の日経新聞で気になった記事二つ

1.厄介者の魚「ブルーギル」、養鶏の飼料に変身──立命館大

2.下水汚泥からリン回収 国交省、肥料原料

ブルーギルの飼料化は以前から養豚用として試験されてきたようですが、ブタさんのお口には合わなかったみたいで余り食べなかったようです。一方これを食したニワトリの方は普通より成育が良いといいますから、トリ好みの味だったのでしょうか。いずれにせよ外来魚の増殖に悩む滋賀県としては朗報でありましょう。

下水汚泥の方は、江戸時代以来日本が得意技としてきた究極のリサイクルの改定復刻版であります。6/21のブログ「こえが高い」で書いたように、中国のリン鉱石の高騰により糞尿利用が経済的に採算ラインに乗ってきたということでしょう。

太陽光発電、燃料電池、ハイブリッド。環境対策ってスマートでクリーンなイメージがありますけど、私はこういう嫌われ者に出番が回ってくる泥臭い(いやもっと臭い?)のも嫌いじゃないです。

手売歓迎

テーマ:よもやま話
タスポという名の成人識別機能付たばこ自動販売機用のICカードの評判がすこぶる悪いそうであります。ちなみに「たばこパスポート」を略した造語だそうであります。幸い私は喫煙の習慣がありませんので、事実上影響は全くないわけですが、愛煙家の皆様にとっては、どうやら由々しき事態のようであります。

このカードを作るのが面倒らしく、それくらいなら自販機で買わずにコンビニで買うという人が激増し、おかげでコンビニは予期せぬ「タスポ景気」で湧きかえっているようであります。未成年の自販機購入を防ぎたいのなら自販機撤去の方が手っ取り早かったのではないか、という声も聞こえてまいります。

まあこの手の何とかカードとかいうのは、結局システムを開発する会社の一人勝ちで、導入後役に立たないことがわかって皆が唖然とするというのが世の常であります。導入を推進した人たちは自らの愚かさを後で喧伝するわけにも参りませんので、何とか取り繕おうと言い訳を考えるか、無責任な人たちは賛成していたくせに「だからやめとけと言っただろ!」と逃げ口上を打ったりいたします。

そんな中、先日市内を自転車で走行している時、あるタバコ屋さんの貼紙に目をとられ、思わず写真を撮ってしまいました。例によって不鮮明のため要解説であります。

写真ではとても見難いのですが「手売歓迎」と書かれております。他のタバコ屋さんはいずれも「7月1日からタスポが必要です」というお決まりのポスターやシールを貼っているのに対して、敢て「タバコは対面販売が王道」とばかりの挑戦状であります。

かつてはタバコ屋のおっちゃんやおばちゃんが果たしてきた非行の防波堤の役目をコンビニのマニュアル店員に期待するのは酷でしょうね。わが業界も「セルフサービス」のスタンドに席巻されておりますが、同じ「セリフサービス」の店としてたばこの「手売りや」さん(なんかテオリヤみたいですけど)応援したいと思います。

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