無地のし良品

テーマ:よもやま話
夏は御中元、冬は御歳暮、その他御祝、御見舞等々、日本には物を贈り贈られる習慣がございます。最近御葬儀の忌明志などでは、特定の品物ではなくカタログから選ぶ方式が増えてまいりました。

以前は折角頂いても使用しないものは物置で一定期間寝かした後、バザーに拠出するというのがお決まりでしたが、最近はそういうことも少なくなりました。バザーに出すものを確保するために別のバザーやフリーマーケットへ物を仕入れにいくようになったという笑い話も聞いたことがあります。

先日、大阪の姉が帰ってきたときに、皆が割とバタバタしていたこともあり、特におみやげを準備する時間もなかったので、どうやら母は中元の頂き物のお茶をそのまま、お土産として持たせたようであります。まあ娘のところで使うのだから頂き物でも差し支えあるまい、と判断したのでありましょう。

その後帰った姉から母の所に電話があったそうで、「もらって帰った頂き物には名入りののしが貼ってあるだろうか?」という問い合わせだったようです。どうやら姉の所もいずこかへ届け物をする義理が生じたのか、頂き物の使い回しの可否を検討していたようです。

さてさて、この頂き物のお茶は巡り巡ってどこまで旅をつづけるのやら。いずれ本当に必要な人とめぐり合って喜んでもらえることを祈っております。ということで、贈り物は無地のしがよろしいようで。

*ところで、「無地のし」って、無地と言いながら水引きがついているんですけど、現在使われている意味的には「無字のし」が正しいんでしょうかね?

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