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睡眠とエアコン

テーマ:眠りのお話
暑い夏。日本の夏は蒸し暑い=不快指数が高いのが特徴だ。

そして蒸し暑いとなかなか寝付けない。
まず暑いと、体温をなかなか下げられないために寝付きが悪くなる。吸湿性がないので否定的な見解を出しているジェルシートも、初期の温度を下げて入眠をはかるという点では悪くない。

眠ると最初のノンレム睡眠へ向けて、汗をかく。すると、寝苦しくて中途覚醒もしくは覚醒寸前のステージ1睡眠へ戻る。睡眠をするためには体温を下げなければならないので・・・よけいに暑苦しくなる。

この最初のノンレム睡眠をうまく過ごすと、睡眠の質はかなり向上する。そのためには、エアコンをうまく使うことも大切だ。もちろん、エアコンを使わないにこしたことはないが、かといって使わずに睡眠の質を落とすというのも問題である。夜は電力の余裕もあるので、適度なエアコンは現代では必要だろう。(軟弱なだけか・・・)

まず重要なのは湿度を下げて、不快指数を下げること。夏は敷寝具にそうとう湿気が残っているので、本当は毎日干していただくのがベスト。温度が高いと飽和水蒸気量が高いためで、実際かなりの湿気があるのだ。麻の寝具をおすすめするのも、熱のこもりが少ないことと、吸湿性能が綿より良いからなのだ。

ダイキンのエアコンには温度をV字制御するものがある。つまり、深い睡眠に向けては温度を下げて、眠りを深くし、覚醒へ向けては温度を上げていくという考え方である。最初のノンレム睡眠をうまくこなすといいので、2時間ぐらいのタイマーを使うのも良いと思う。

睡眠の低下は夏バテを引き起こしやすい。体調維持は十分に。

江の原作本

テーマ:よもやま話
まだ読んでなかったんかよ!と云われそうだが、昨年の発売直後に買って積ん読しておいた田渕久美子さんの江・姫達の戦国原作本上下巻を先日やっと読むことができた。

今年の大河ドラマについては、いろいろと云われているのだけど、中間地点で改めて原作本を読むと、作者の意図が明快に見えておもしろい。これは織田信長の姪が、カリスマばかりの陰で若干気力不足の秀忠とともに徳川300年の礎を築く女の物語なのだと。配役の意味合いもわかりやすい。
そして、作者も述べているように江と篤姫は最初と最後の対照をなすのだ。

我々は江の生地にいて、戦国の史跡に恵まれ、ついついその視点を失ってしまうのだが、その意味から云えば物語はまだまだ前座というところか。

レコーダに未読の録画がたまる一方なのだけど、最終回を迎えてから逆に見るとおもしろいのかもしれないね。
残念ながら・・・ 石田三成は今回悪者。

技術と才能と寛容

テーマ:まちづくり
7月1日、滋賀大学経済学部北村教授のゼミ生20数名を対象に、まちづくり役場理事長としてお話しをさせていただく機会を得ることができた。ゼミでは年に数回このようにフィールドワークをされるという。

曳山博物館伝承スタジオの設営は横浜国立大学の大橋君にお手伝いいただいた。長浜出身の大橋君は大学院修士課程で、まちづくりの論文をどのようにまとめるのか苦労をしているようだ。

ゼミ生は3~4回生だが、どうみても60過ぎのおっさんが一人。聞けば多賀町の方で滋賀県職員を退職した後に大学へ入って勉強されているのだという。なんかうらやましい。

午後2時からは1日のサイクルでもっとも眠いときだから、できるだけ眠らせないようにしたいのだが・・・そうは問屋がおろさない。話すってむずかしいね。

その後ジリオさんで、懇親会があってご一緒させていただいた時に北村先生がおっしゃっていた言葉。
まちづくりに必要な三つのTとは Technology(技術)、Talent(才能)、Tolerance(寛容)なのだと教えていただいた。しばしば云われる「バカ者、ワカ者、ヨソ者」と一意通ずるものがあるね。

ところで・・・長浜の持つ技術と才能と寛容はなんなんだろうね?


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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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