がんばる中小企業・小規模事業者300
テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
2015/03/30 14:31
すでにFBではお知らせしたのですが、
眠りのプロショップSawada(株式会社沢田商店)はこの度、経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300」に選定いただきました。3/27に通商産業省で行われた授賞式に参加してきました。
詳しくはこちら
霞ヶ関というと普段全く縁のないところで、玄関入ったところで受付、セキュリティチェックを受けて、地下2階のホールへ案内されました。全国で300社、+30商店街でしたが、滋賀県は有名なのは「たねや」さん、当社含め6社。うち4社が出席でした。
多くの企業のなかから選定いただいたことに感謝したいと思います。今日までお支えいただきましたお客様のおかげと、厚く御礼を申し上げます。
また、日頃お世話になっているお取引先各位、いろいろと情報交換をさせていただいている寝具店の仲間にも感謝申し上げます。
この授賞にふさわしい企業価値を向上すべく、引続き邁進してまいりたいと思います。今後とも宜しくお願い申し上げます。
店主 沢田昌宏
眠りのプロショップSawada(株式会社沢田商店)はこの度、経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300」に選定いただきました。3/27に通商産業省で行われた授賞式に参加してきました。
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霞ヶ関というと普段全く縁のないところで、玄関入ったところで受付、セキュリティチェックを受けて、地下2階のホールへ案内されました。全国で300社、+30商店街でしたが、滋賀県は有名なのは「たねや」さん、当社含め6社。うち4社が出席でした。
多くの企業のなかから選定いただいたことに感謝したいと思います。今日までお支えいただきましたお客様のおかげと、厚く御礼を申し上げます。
また、日頃お世話になっているお取引先各位、いろいろと情報交換をさせていただいている寝具店の仲間にも感謝申し上げます。
この授賞にふさわしい企業価値を向上すべく、引続き邁進してまいりたいと思います。今後とも宜しくお願い申し上げます。
店主 沢田昌宏
今日は秀吉バル&地酒バル
テーマ:まちづくり
2015/03/21 09:28
今日は街なかの飲食店で秀吉バルを開催。長浜商店街連盟が主催します。
1500円で3枚のバルチケット付。各お店工夫のサービスがあります。
もし使えなかっても、1枚500円で3/28まで「あとバル」として使えます。
11時~16時まで黒壁前でチケットを販売しています(各参加店にもあります)ので、お越しやす
黒壁のフレンチレストランROKUでは 県内七醸造元の地酒が味わえる 地酒バル開催
湖濱もがんばっています。
うらくろマルシェもあります
両方お越しやす
明日は曳山博物館北側でメイド・イン長浜マルシェ
新しい2レイヤーマットレスの出来栄え
テーマ:ベッドとマットレス、敷ふとんのお話
2015/03/14 22:06
私の店では西川などのメーカー製を仕入れて販売する、ということより、オリジナルの寝具を企画製造して販売するという高級SPA(製造小売り)が基本である。
オリジナルであるから、耐久テストなども自前で行う必要があるし、企画を誤ると日の目をみない品もある。結構リスクがあるのだが、どうも大手のメーカーの作る品は睡眠科学から見てちょっとずれているものが多いのでしょうがない。
さて、そんなオリジナルマットレスが昨年から手掛けた2レイヤーマットレスである。
厚さは8㎝で三つ折のマットレスだ。最初のバージョンは今の流行というか、ブレスエアーという素材を2種類の硬さを用意して、マットレスの中を2層構造にしたものだ。
ブレスエアーがソフトとハードの2枚重ね(中央部はハードの2枚重ね)によって、パーツ交換やローテーションが自由にできるようになっている。
ブレスエアーは話題のエアウィーブと同じような中空の構造だが、発売以来20年以上していることもあり、エアーウィーブに比べると耐久性などは抜きんでている。
ただ、お使いいただいているお客様からいくつかご意見をいただいた。
●もう少し腰の部分を硬くできないか
●冬はちょっと寒い
中が空気なので、確かにこのタイプは通気性が抜群だが保温性には厳しいかもしれない。ウール敷ふとんと組み合わせて使うようにしていただいているのだが、部屋の条件によってはそれでも問題があるようだ。
そこで、バージョン2では側生地を中国製→国産に変更して生地を滑りにくくすると同時に、パワーロフトという固綿を用意してこれと組み合わせることにした。腰の落ち込みを減らして、保温性と通気性のバランスをとるためである。
テストを初めて一か月弱だが、調子は上々である。ふんわりさと、しっかりさのバランスが良い。何より、今までのマットレスは中央部がへたっても交換することはできなかった。これは、ローテーションももちろん、へたったパーツを交換することもできる。
価格はシングルで48,600円(税込) 仕入れ先からは安すぎるやん(エァウィーブ四季の半額近い)と云われたが、中間マージンも広告代もかからない自家製造のメリットを最大に出したプライスだ。
ウール100%の敷布団と組み合わせるとベストである。
オリジナルであるから、耐久テストなども自前で行う必要があるし、企画を誤ると日の目をみない品もある。結構リスクがあるのだが、どうも大手のメーカーの作る品は睡眠科学から見てちょっとずれているものが多いのでしょうがない。
さて、そんなオリジナルマットレスが昨年から手掛けた2レイヤーマットレスである。
厚さは8㎝で三つ折のマットレスだ。最初のバージョンは今の流行というか、ブレスエアーという素材を2種類の硬さを用意して、マットレスの中を2層構造にしたものだ。
ブレスエアーがソフトとハードの2枚重ね(中央部はハードの2枚重ね)によって、パーツ交換やローテーションが自由にできるようになっている。
ブレスエアーは話題のエアウィーブと同じような中空の構造だが、発売以来20年以上していることもあり、エアーウィーブに比べると耐久性などは抜きんでている。
ただ、お使いいただいているお客様からいくつかご意見をいただいた。
●もう少し腰の部分を硬くできないか
●冬はちょっと寒い
中が空気なので、確かにこのタイプは通気性が抜群だが保温性には厳しいかもしれない。ウール敷ふとんと組み合わせて使うようにしていただいているのだが、部屋の条件によってはそれでも問題があるようだ。
そこで、バージョン2では側生地を中国製→国産に変更して生地を滑りにくくすると同時に、パワーロフトという固綿を用意してこれと組み合わせることにした。腰の落ち込みを減らして、保温性と通気性のバランスをとるためである。
テストを初めて一か月弱だが、調子は上々である。ふんわりさと、しっかりさのバランスが良い。何より、今までのマットレスは中央部がへたっても交換することはできなかった。これは、ローテーションももちろん、へたったパーツを交換することもできる。
価格はシングルで48,600円(税込) 仕入れ先からは安すぎるやん(エァウィーブ四季の半額近い)と云われたが、中間マージンも広告代もかからない自家製造のメリットを最大に出したプライスだ。
ウール100%の敷布団と組み合わせるとベストである。
これからの黒壁を考える
テーマ:まちづくり
2015/03/05 19:58
「黒壁ルネッサンス」は未完に終わった。
その評価にはいろいろあるとは思うが、ビジネスはプロセスより結果だ。いたし方あるまい。が、まちづくりという視点からみると失ったものは大きい。尊敬する先輩が昨年6月ぐらいだったか、「まちづくりとしての黒壁は失われてしまった」と語られた。多くの市民や企業の出資は株式会社黒壁にというより、長浜のまちづくりに向けて行われたはずだが、その精神や絆が多く失われてしまったように思われる。
黒壁という会社の価値を上げようと取り組んだ考え方そのものは妥当なものだが、手法が妥当であったかというと?が残る。提供するサービスの質を上げて客単価をアップしようとすることは、今日の中小企業においては至極当然の戦略だ。しかし、効果が上がるまでに時間がかかり、その間一時的に売上は低下する。そのあたりのマネジメントができなかったといえるだろう。なにより、ガラス文化発信の拠点であった美術館を失ったことは大きい。
ある人曰く「年間200万人も来ていて、赤字になること自体が不思議」と。集客力はあるはずだが、最初は黒壁が集客エンジンであったのに、いつの頃からか大河ドラマの神風だよりになっていたことも否めない。
さて、過ぎたことを悔いても始まらない。もう一度やり直さなければならないのだから。
黒壁の立役者であった笹原さんは「文化の情報発信こそが最も重要」としばしば語られた。
秀吉博のトータルコーディネーターであった出島二郎氏曰く「店そのものが文化にならねばならない」と。
この原点に立つべきではないか?
25年以上たっても、残念ながら黒壁ガラスというものが生み出されていない。過去にいろいろと試みられたが、オブジェ的なものが多かったように思う。しかし、ガラスというものはもともとが実用品として発展し、それがあるスタイルとしてブランド化されてきた。ボヘミア、ヴェネツィア、バカラ等々しかり。
初期はガラス文化の紹介でよかったかもしれないが、いいかげんにガラス文化を生み出すことが求められているのではないか?レストランも体験教室も所詮は時間消費型ビジネスであり、それを支える黒壁というブランドプレステージを生み出すのはガラス文化の創造がもっともふさわしいと思う。
黒壁20周年を契機にアーバングラスコンペティションという運動を私たちは始めた。黒壁のスタッフにも関わっていただいているが、基本的にはボランティアによるまちづくり運動だ。スタジオガラス中心の黒壁とは別に、ガラスによる街なかの空間づくりという新たなガラスの文化創造を目指して始めたものだ。黒壁横の「TOPO SPOT」、四居家裏ポケットパークの「現代の金屏風」、YES長浜角の「ガラスの木漏れ日」などがその成果である。
少なからず関わってきた人間として、黒壁には本物のガラス文化の創造をめざして、新たに始めてもらいたいとと思う。
その評価にはいろいろあるとは思うが、ビジネスはプロセスより結果だ。いたし方あるまい。が、まちづくりという視点からみると失ったものは大きい。尊敬する先輩が昨年6月ぐらいだったか、「まちづくりとしての黒壁は失われてしまった」と語られた。多くの市民や企業の出資は株式会社黒壁にというより、長浜のまちづくりに向けて行われたはずだが、その精神や絆が多く失われてしまったように思われる。
黒壁という会社の価値を上げようと取り組んだ考え方そのものは妥当なものだが、手法が妥当であったかというと?が残る。提供するサービスの質を上げて客単価をアップしようとすることは、今日の中小企業においては至極当然の戦略だ。しかし、効果が上がるまでに時間がかかり、その間一時的に売上は低下する。そのあたりのマネジメントができなかったといえるだろう。なにより、ガラス文化発信の拠点であった美術館を失ったことは大きい。
ある人曰く「年間200万人も来ていて、赤字になること自体が不思議」と。集客力はあるはずだが、最初は黒壁が集客エンジンであったのに、いつの頃からか大河ドラマの神風だよりになっていたことも否めない。
さて、過ぎたことを悔いても始まらない。もう一度やり直さなければならないのだから。
黒壁の立役者であった笹原さんは「文化の情報発信こそが最も重要」としばしば語られた。
秀吉博のトータルコーディネーターであった出島二郎氏曰く「店そのものが文化にならねばならない」と。
この原点に立つべきではないか?
25年以上たっても、残念ながら黒壁ガラスというものが生み出されていない。過去にいろいろと試みられたが、オブジェ的なものが多かったように思う。しかし、ガラスというものはもともとが実用品として発展し、それがあるスタイルとしてブランド化されてきた。ボヘミア、ヴェネツィア、バカラ等々しかり。
初期はガラス文化の紹介でよかったかもしれないが、いいかげんにガラス文化を生み出すことが求められているのではないか?レストランも体験教室も所詮は時間消費型ビジネスであり、それを支える黒壁というブランドプレステージを生み出すのはガラス文化の創造がもっともふさわしいと思う。
黒壁20周年を契機にアーバングラスコンペティションという運動を私たちは始めた。黒壁のスタッフにも関わっていただいているが、基本的にはボランティアによるまちづくり運動だ。スタジオガラス中心の黒壁とは別に、ガラスによる街なかの空間づくりという新たなガラスの文化創造を目指して始めたものだ。黒壁横の「TOPO SPOT」、四居家裏ポケットパークの「現代の金屏風」、YES長浜角の「ガラスの木漏れ日」などがその成果である。
少なからず関わってきた人間として、黒壁には本物のガラス文化の創造をめざして、新たに始めてもらいたいとと思う。