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速乾・・・するの?

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
梅雨に入り、むしむしじめじめした日々が続きます。
夜は涼しいぐらいなので、厚さ対策はこれからですが、湿気が多いと不快指数が高く、身体の不調をひきおこしやすくなります。

そこで、いわゆる速乾素材が販売されているのですが、こと寝具に関する限り「?」というのも少なくありません。
というのも、衣服用の速乾素材をそのまま寝具に使うケースがあるからです。衣服用の速乾素材は、汗をすばやく吸い取って、それを衣服の表面まで移動させ、空気中に発散させるという仕組みになっているものが多いのです。ヒトは移動しているので、衣服の表面は常に新しい空気が入り込みますから発散がすばやくできるのですが、これを寝具に使うと掛の場合はともかく、敷は大幅に条件が変わってしまいます。

敷パッド等の表面で汗を吸って、その反対側へ湿気を移動させても、その下の敷ふとんで湿気を発散させる仕組みを作っておかないと、湿気は乾燥した方へ戻ってしまいます。

一般的な敷パッドは中わたにポリエステルわたを使っているものがほとんどなので、汗の吸いが悪いだけでなく、熱がこもりやすい状態になります。

ここで有効なのが、敷パッドと敷ふとんの間に空気の層をつくる、エアーサイクロンやハニカムシート等の素材です。移動しやすい空気層を作るので、汗の発散効率が高まりますし、じめじめ感も減少します。

エアーサイクロン
これがエアーサイクロン(テイジンの素材です)

ハニカム3層構造

これがハニカムシート。両方とも通気性は抜群ですね。

夏の暑さ対策も含めて考えた理想的な組合わせは・・・
麻100%の側に麻100%の中わたの丸洗い可能な敷パッド(15,750~18,900円)
その下にエアーサイクロン敷パッド(19,800円)
その下は敷布団またはベッドパッド

となりますね。

ビル・ゲイツの思い出

テーマ:コンピュータ
ビル・ゲイツが一線を退くという報道を聞いて、約30年ほど前のことが思い出されました。
といっても直接本人に会ったという訳ではありません。

当時、大学2年生。同年の従兄弟が「おい、マイクロコンピュータが出たぞ」・・・というのはトレーニングキットが市販された頃。NECのTK-80がその代表格でした。16進数で8080CPUの機械語入力するスタイルです。
その頃アメリカでは、すでにBASIC言語が流行っていました。最初はPalo-Altoで作られた整数型のTiny-BASICですね。そのスタンダードともなった、Altair8800用のマイクロソフトBASICの中身を見たときにぶっ飛びました。
「ビル・ゲイツって天才」

一番感心したのは、文字型変数の扱いです。APPLE2のBASICやHPのBASICが文字型変数はあらかじめ領域確保して静的に使うタイプに対し、MICROSOFT BASICはポインタを使って動的に長さを自由に変えることができたのです。IBMのディスケットファイルシステムに対する、現在のFATシステムみたいなものですね。

文字列領域が少なくなると、開いた領域を探すガーベージコレクションが行われて(FATにおけるDEFRAGみたいなこと)、処理が途中で止まったりするのは愛嬌でしたが、その考え方がすごいのと、8Kバイトのメモリの中にこれだけの言語処理機能を組み込んじゃうんですよね。(8Kというのはプログラムエリアも含めてだったので、確か実際の処理系は5K程度だったはず。後述のスタートレックは言語処理プログラム=インタープリタ含めて8Kのメモリで動作した。BASICは4Kバージョンもあったらしいが見たことない)

当時はメモリも8Kバイト程度(8Mじゃないよ)、私が初めて買ったTRS-80も16Kバイトでしたから、少ないメモリで如何にうまく動かせるかが、ソフトウェア技術者の見せどころでした。有名なスタートレックのプログラムもすごいですね。いかにエレガントにプログラムを作るかという、ソフトウェア技術の美学のようなものがあった古き良き時代です。

その後ソフトウェアづくりにはまり、卒論はコンピュータシミュレーションで取りましたが、アメリカで作られたオペレーティングシステム(まだCP/Mの時代)の解析をすればするほど、そこにある思考の新しさにショックを受けたものです。

今ではWindowsも、力でねじ伏せるようなシステムになってしまいましたが、日本語Windows2.1が手元にあります。今から見ると、実にほほえましいシステムです。
マイクロソフト帝国となってしまったビル・ゲイツを揶揄する向きもありますが、若き日の彼の仕事っぷりはすごく、APPLEのJobsと同様あこがれですね。

地球温暖化対策その6 WARM SLEEP

テーマ:眠りのお話
蒸し暑い梅雨の話題にはそぐわないのですが、シリーズ6はWARM SLEEP
冬暖房エネルギーを減らすために暖かい寝具を使いましょうということです。

もともと、ふとんのイメージといえば「あったかーい」ということですから、わざわざWARM SLEEPってどういうことかというと、ずばり「敷の保温力を上げる」ということです。

どうも「寒い」と「掛ふとんを掛ける」という人が多いようです。しかしながら、体の熱は多くが敷から逃げていることに気がついてください。もし、あなたが厚さ15㎝以上のマットレスでベッドをお使いでしたら、あまり心配は要りません。逆にせんべい布団を1枚だけ敷いて畳で寝ている人は要注意です。

せんべい布団だと体重がかかった部分の厚さは1~2㎝程度。一方厳冬での畳の温度は、家の構造にもよりますが5~10℃ぐらいでしょうか。ということは、36℃の体温は1~2㎝のふとんをはさんで、5~10℃の畳と接しています。これでは、体温は畳に吸い取られます。そのため電気毛布を使う方が多いのですが、これは体に非常に悪影響を及ぼします。

対応策は「2枚敷」。ふとんを重ねることにより空気の層が重なって保温力をアップします。肌に接する上部のほうは保温性の高いウール100%が良いですね。敷毛布はアクリルの方が保温性だけを見れば良いのですが、体にストレスをかけにくいのは天然素材。これもウールがおすすめです。

ご年配の方は加齢と共に代謝量が減り、自分で体温を作り出すことが次第に困難になってきますから、畳の上よりもベッドにされることをおすすめします。これは保温だけでなく、床から起き上がる時やふとんの上げ下ろしなど体に負担のかかることをできるだけ避けるためでもあります。

「ベッドは・・・」という方も、ヒュスラーネストのリフォーマエレメントのような、折りたたみのできるウッドスプリングを使うことによって、保温性を向上させるだけでなく、体に負担のかからない眠りができるようになります。

リフォーマエレメント


地球温暖化対策その5 COOL SLEEP

テーマ:眠りのお話
COOL Bizならぬ COOL SLEEP始めませんか?

快適な寝床内気候は温度33度湿度50%といわれます。日本の夏が寝苦しいのは温度もさることながら、湿度が高いということに原因があります。
暑く寝苦しい夜をできるだけ避けるにはどうすればいいか?

1:熱をこもらせない(熱をうまく逃がす)
2:湿度を下げる(湿気をうまく逃がす)

この2つです。

実はこの2つの機能を備えるのが日本古来から使われている麻です。麻は木綿等と比べて熱伝導率が高いので、熱がこもりにくいのが特徴。汗もよく吸ってくれますのでぴったりですね。

ただ、市販で販売されている麻のパッドはほとんどがポリエステルわたを使っています。逆に麻だけで作ったのは3万円以上とかなり高くなってしまいます。

そこで昨年オリジナルでリネン麻で中わたも麻わた100%の敷パッドを使ったところ、「エアコンが要らなかった」というお客様までいらっしゃって、大変に好評をいただきました。今年は加えて、近江縮みの生地でただ今製作中。来週明けには仕上がる予定です。(すでにご予約もいただいてます。18枚限定) こちらは15750~18,900円(シングルのみ)
リネン本麻敷パッド


もう少しお手頃、ということで生地を物色していたところ、国産リネン麻の超お買得生地を見つけました。これをベースに麻ではなく、吸湿発散性の良い脱脂綿を使った敷パッドは限定40枚で9,800円です。脱脂綿といえば人気の高いパシーマの敷版であるサニセーフが7,350円ですから、生地のコストから考えると超破格値と自負しています。

掛はお好みですが、麻のガーゼケットが良いですね。オリジナルで9,800円~
掛も敷も丸洗いOKでもちろん国産品。(中国産ならもう少し安いものもありますが・・・・)

昨年度爆発的に売れたクールジェルシートは、蓄冷ジェルをシート状にしたものです。身体を良く冷やしてくれるのですが、冷やしすぎるのと、体温まで暖まってしまうと逆に気持ちが悪く、通気性が全くないということから、今年は店頭販売は止めました。

汗の吸放湿を考えると、敷ふとんのベストはビラベック社の羊毛敷ふとん、羊毛ベッドパッドですが、夏は熱がこもりやすい欠点がありました。昨年から、片面にリネン麻を使ったオリジナルバージョンを展開していますが、夏はさらっと気持ちよく快適です。

地球温暖化対策その4 生分解する素材を選ぶ

テーマ:眠りのお話
このシリーズも4回目。今回は「生分解する素材を選ぶ」です。

端的にいえば、自然素材を選ぶということです。残念ながら、ふとんにしても、ベッドのマットレスにしてもリサイクル(再資源化)がほとんど確立していません。実際には焼却されたり、埋め立てられたりしているケースが多いのです。

そこで自然素材ならば、最後は土に還ってしまう=生分解するのでひとまずは安心というわけです。
例えばベッドのマットレス。多くは金属のスプリングにフェルトやウレタンなどさまざまな詰め物から成り立っていて、地域によっては、捨てる際に金属と詰め物を分けなければならないところも増えているようです。

これを、天然ラテックス(天然ゴムを発砲させたもの)にすると、ラテックスフォーム自体は破砕粉砕して別の詰め物にすることも可能なのですが、素のままのラテックスは紫外線によって分解を始めます。

ということは、屋外においておけば(時間がかかりますが)土に還ります。(もともとはゴムの木の樹液なので)
このことと、金属コイルによる電子スモッグの影響もあってか、ヨーロッパの高級マットレスはほとんどが天然ラテックスです。

やっかいなのは木綿わたのふとん。木綿100%なら問題ないのですが、市販品のほとんどがポリエステルわたと混綿しています。市販品の羊毛ふとんも95%までがポリエステル混綿タイプです。これでは土に還りません。そこで混ぜてしまわずに、木綿もしくは羊毛の層とポリエステルの層といったように、素材を分別できるふとんを開発してみました。
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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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