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未来価値を創り出す

テーマ:まちづくり
11月30日に大通寺および市街地4会場で、これから20年のまちづくりをかんがえる「リノベーション会議2008」が開催されます。
詳しくは長浜力研究所のホームページ・ブログをご覧下さい。

当日は大通寺にて、午後1時から開催です。

まず、NPO法人まちづくり役場理事長の山﨑弘子さんに「浜行き文化はよみがえるのか」という題で基調講演いただきます。1996年の北近江秀吉博覧会でピークを迎えた長浜のまちづくり運動。現在かかえる様々な問題点をえぐり出していただくことになるでしょう。

その後は、今年春から委員会で議論を重ねてきた今後20年のまちづくり指針のコンセプトノート 「都市文化創造の美学“浜粋”」のプレゼンテーションがあります。30代の若手のメンバーが、たたかれながら作り上げてきた力作です。

次にそのコンセプトノートを受けて、パネルディスカッション。コーディネーターは不肖私。
パネラーは知る人ぞ知る豪華メンバー

長崎県立美術館のプロデュースを行い、さまざまなアートプロデュースにたずさわっておられる、富山大学芸術文化学部教授の伊東順二氏

山形県新庄市で100円商店街というイベントをしかけ、全国的に注目をあびた仕掛人、齋藤一成氏

高槻市でまちなか中でジャズのライブパフォーマンスを行う高槻ジャズストリートの仕掛人、北川潤一郎氏

長浜のまちづくり研究のスペシャリスト。徳島大学総合科学部准教授 矢部拓也氏

どのような話になるかはお楽しみというところですが、意図したいところは・・・

成功といわれている長浜のまちづくりも転機にあたっています。今まで通りのやり方では、将来の展望は見えません。それでは、どうすればいいか・・

いまこそ未来価値の創造が問われているのです。

これって、まちづくりも企業も同じですね。

湖北のビジョン その3

テーマ:まちづくり
今日は長浜信用金庫の総代懇談会。 サブプライムローンから始まって、金融工学の話から、昨今の経済状況までの話があるのですが、さて、この20年、私たちは幸せになったのかというと、どうもそうではなさそうです。

グローバルスタンダードにすりよった形の小泉改革は結局企業の体力をましにはしましたけど、そこに働く人を幸せにしたかというと、派遣という労働の流動化は、働く人をますますパーツ化してしまいました。

そこで、ブータン国王の話「国民総生産」でなく「国民総幸福」をめざそうというもの
私はこれに賛成です。

20年後の世界情勢どうなっているでしょうか? おそらく間違いなくやってくるのは、気候変動による食糧難です。となれば、今の高校生や大学生、いままでの価値観どおり、良い大学、良い会社へ入って、都会生活がいいのかどうか、問われます。
田畑を持っているのなら、今のうちに米や野菜を作る農業技術だけは身につけておいたほうが良さそうです。

こんな話をしても、何人かは「うんうん、そうかもしれない」というかもしれませんが、大多数の人は「杞憂だよ」と思うのが現実でしょう。でも、今の時代のむこう側には、今までの価値観でははかれない社会があるような気がしてなりません。

まず、食を確保すること、そして、人間性の復権をめざして、みんなが支えあうコミュニティの社会をめざすことが20~30年先を見据えたときに必要ではないでしょうか?

2009カレンダーのデザイン完成

テーマ:よもやま話
先日のこと。 「あっ!忘れてた!」 このフレーズは油甚さんの指摘をいただくまでもなく、私の常套句なわけですが、今回は
「カレンダー作るのを忘れてた」であります。

カレンダーは毎年CDケースサイズでオリジナルのデザインで手作りしています。本当はDMのお客様に差し上げるべく、11月中旬には仕上げておくべきものですが、例によって例のごとしです。

ということで、早速カレンダーケースを400ヶ発注。今年は中身だけのカレンダーも100セットほど作る予定です。昨年までにお渡ししたケースをご利用いただくことで、エコロジーなカレンダーを目指します。

昨日遅くまでかかってデザインを上げたのですが・・・どうも気に入らない。
ということで、今ほどデザインをシンプルに作り替えました。今年は花のフレームがテーマです。

表紙はこんな感じ
カレンダー2009表紙


1月はこんな感じ
カレンダー200901月


ということで、明日用紙を発注、レーザープリンタで印刷してカットすればOK。
12月にはお渡しできそうです。

どうやって作っているか? 私はInDesignで作りますが、花子やMicrosoftPublisherなどDTP系のソフトでOLE2埋め込み可能なソフトで作る方が楽でしょう。筆まめについている筆まめカレンダーを使ってカレンダー部分は作成します。背景や文字は適当に。B4変形256mm正方形に4面つけて、印刷紙十字カットすると仕上りです。

コブログ読者の方へのサービス
「コブログで見ました」で オリジナルカレンダーを差し上げます。(先着100名様)
ただし12月3日以降です。店へお越し下さい。

湖北のビジョン その2

テーマ:まちづくり
お説ごもっとも、それで具体的なアクションプログラムは? といわれそうなので1つだけ

それは「小学校区を単位とする地域協議会の自治機能強化」

もともと現在の町は基本的に中学校区単位として合併が行われましたので、小学校区を基本単位とする村同士の対抗意識が結構残っていました。西浅井町の大浦と塩津、旧びわ町の大郷と竹生なんてのもそうですね。かわいそうだったのは村居田から柏原まで2つの中学校を持つ旧山東町や湖の民から山の民までが一緒にさせられた湖北町なんかでしょうか。旧伊吹町なんかと違って、町のアイデンティティがまとまらないからです。

小学校区というのは「顔の見えるおつきあい」ということに尽きます。小学校に住民窓口機能、生涯学習機能、高齢者支援機能、防犯防災機能などの地域サービスの機能を集中し、長浜小学校が「長小夏祭り」で地域の人々や団体の参加を促しているように、小学校のイベントを、地区のイベントと連動させて、世代間の交流を含めたコミュニティ機能を強化するということがいいのではないかと考えます。イベントの主役を小学生や中学生にすることで、親世代の地域参加も促進できるのではないでしょうか?

1991年に直流化記念イベントでJCが企画実行した「湖北トライアングル駅伝」 当時は1市12町対抗でしたが、小学校区対抗にすれば、さらに盛り上がるような気がします。小学校区対抗の湖北大運動会みたいなものですね。いろんなシリーズ作って、ポイント制にしたりして・・・

合併で周辺地域が地盤沈下を起こすといわれます。が、もともと町単位にこだわる必要はないのだと思います。
旧浅井町で田根地区が小学校の名前を田根小学校に戻しましたが、地区のポテンシャルを甦らせるきっかけになるのであれば、結構なことではないでしょうか。

もっとも、こんなことは当然行政は考えていて、各地に地域協議会が作られているのですけど、どうもカタチだけ作って魂入れずというか、活動のイメージを描けきれていないようですね。

湖北のビジョンって?

テーマ:まちづくり
前の合併のときも、今度も 多くの人が「地域のビジョンが必要」だといいます。「地域のビジョンを皆で語り合わなければならない」とも

というわりに、そのビジョンの具体的な話について語られたことがないように思います。市長からも、議員からも。

ということで昔話をしてみることにします。

1992年、青年会議所で湖北2001ビジョン委員会の担当副理事長をしました。当時青年会議所は広域まちづくり構想として「湖北連邦構想」を提案、そのビジョンを作るために設けられた委員会です。委員長や委員のメンバーと1年間いろんな議論を踏まえて、その時に提示した湖北のビジョンは
「世界でもっとも人間らしく生きることのできる地域をめざす」というものでした。

湖北にある資源は
「古代から連綿と続く歴史と文化」 「人の生活にとけこんだ自然」 「暖かく、進取の気性に富んだ人」
といえましょう。

ここから「人間らしく生きる」とは
「いろいろな文化を楽しみ、学ぶこと」「自然と共生すること」「一人一人がボランティアやなどを通して活き活きとした人生を送ること」ではないか、そういう意味で、「人間らしく生きることができる指数」みたいなものがあるとしたら、湖北は世界でもトップをめざせるのではないか、という考え方からでした。

当時バブルが崩壊の最中。お金という価値判断から、心の充実へとシフトすると考え、地方分権や環境問題を含めた将来像ということで、提案しました。

16年前、当時作ったまちづくりコンセプトとアクションプログラムの中には荒唐無稽な部分もあるのですが、本質的な狙いの部分は、今なお十分通用するものであると自負しています。

さて今年、長浜みらいまちづくり戦略会議・事業委員会では、中心市街地・まちなかのコンセプトづくりを行ってきました。
その「浜粋」というコンセプトキーワードを来る11月30日に「リノベーション会議2008」という場で提案し、議論していきたいと思います。「浜粋」の考え方については「長浜力研究所」のホームページからどうぞ

11月30日(日) 13:00~18:00(交流会は18:30~20:00)
場所は
大通寺大広間 (講演・プレゼンテーション・パネルディスカッション) 13:00~15:30
市街地4会場(分科会 黒壁美術館・文泉堂・まちづくり役場・曳山博物館) 16:00~18:00
参加費は無料です
ぜひご参加ください。こちらもご参照ください

主催:長浜みらいまちづくり戦略会議
【連絡先】まちづくり役場
〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町6-12
Tel:0749-65-3339
Fax:0749-65-3338
Email:machiyaku@mx.biwa.ne.jp

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睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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