さらに快適に眠るためのハニカムシート

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
さて、当店オリジナルの本麻クール敷パッドなどのシリーズは、実際にお使いいただいたお客様からの評判も良く、近来にないヒット商品である。

ただ、しばらく使っていると気になることもある。夏は発汗が通常より多い。また、気温が暑いために飽和水蒸気量が高い=水蒸気の絶対値が高い。吸湿性が良いために、数日そのままにしておくと湿気がたまってしまう。

本当は干すのが一番だ。真夏の太陽は、敷パッドや枕パッドが吸い込んだ湿気をさらっと逃がしてくれる。
ところが、実際には干す機会を失ってしまい、少し湿気の残る状態になることも多い。

そこで有効なのが、クール敷パッドの下に空気層を作るという考え方だ。

ハニカム敷

ハニカムシートという、蜂の巣のようになっているので通気性が抜群だ。

ハニカム敷2

これを徹底すると、ファンを使って強制的に空気を送るというハニカムシートがある。

エアロスリープMINI

これだと、電気が要るので、節電にはならんか・・・もっともエアコンするよりマシ。

本麻クール敷パッド 新製品登場

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
アパレルはすでに夏物バーゲンに入って秋物への切り替えを・・・という時期なのだが、気象庁の予報によると、今年は平年より少し暑くて、「残暑が長い」、ということは9月末ぐらいまで暑さが続くということになる。

昨年の1.5倍以上の好評をいただいている本麻クール敷パッドに、新しく2つのバージョンが加わった。今の時期に新規投入というのも苦しいところなのだが、昨年売り切れて困ったことがあったので、少し強気。

一つはType11。 こちらは、すでに売り切れていたタイプの追加である。表生地は25番手でしっかり目のリネン生地。色は生成(フラックス色)。裏地は40番手のラミー晒しだから、1枚で二つの寝心地を楽しんでいただける。
価格も14,800円(税込)とかなりリーズナブル。というか安い。昨年は裏地が綿生地で15,750円だったから、裏地を麻にして、価格を下げている。正直かなりコスト的にはつらい価格の設定。逆に言えばお値打ち。

これがType11
本麻クール敷パッド11


もう一つはType17、地元の近江縮みを使ったもので、今年の早い時期に売り切れになったものを、スペックを少し変更して再生産したものだ。現状で販売しているType15が40番手の近江縮みであるのに対し、Type17は60番手と少し細い糸を使っている。Type15がいかにも近江縮みらしいシャリ感の強い生地に対して、Type17は少し柔らかく肌触りが良い。どちらが良いかはお好みだが、Type15は男性向き、Type17は優しい分女性向きといえるだろうか。裏地は前回が生平麻生地だったのに対し、今回は40平織り。この面から見てもしなやかな仕上がりだ。価格はシングルのみで19,950円。

これがType17
本麻クール敷パッド17



もちろん、両方とも国産(近江産)で麻わた100%(300g/㎡で600g) 四隅にゴムが付いてずれないようになっている当店のオリジナル品である。

昨年まではシングルサイズは100cm巾仕上げがほとんどだったが、洗うと少し縮むので、余裕を持って105cm巾に仕上げている。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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