一泊二日の社員研修旅行(2)
テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
2013/06/27 23:00
さて、報告が遅くなった2日目。
羽毛布団の側生地メーカーである蔭山さんを訪問。長谷川社長がお相手をしていただいた。
側生地メーカーにはいろいろあるのだが、蔭山さんが最も素材についてこだわった製品づくりをしている。
生地の打込み本数、重量、通気度などの基本データは持っていて当然なのだが、実際に質問するとちゃんとデータを揃えてくれるメーカーは意外に少ないが、その1つである。
私の店では定番となるエジプト超長綿100番ツイルであるS5900、スーピマ80サテンでウォッシャブル加工をしたWS8800が蔭山さんの生地。安定していて使いやすい。昨年は今となっては手に入らないエジプト超長綿の最高峰GIZA45の160番手双糸の平織り生地の限定品もここの製品である。
今年の傾向は、ポリエステルを使ったものが非常に増えているということ。これは、羽毛が高騰しているために、充填量を減らすことができる軽いポリエステル素材に人気があるのだという。もちろん私どもでは使わない。ポリエステルが入ると通気度が悪くなって、蒸れやすく羽毛の良さを生かせないからである。
普段聞けないお話を聞いた後は、梅田のグランフロント大阪へ。
新しいだけあって、なかなか工夫されている。
どうやってパクるかなぁ
羽毛布団の側生地メーカーである蔭山さんを訪問。長谷川社長がお相手をしていただいた。
側生地メーカーにはいろいろあるのだが、蔭山さんが最も素材についてこだわった製品づくりをしている。
生地の打込み本数、重量、通気度などの基本データは持っていて当然なのだが、実際に質問するとちゃんとデータを揃えてくれるメーカーは意外に少ないが、その1つである。
私の店では定番となるエジプト超長綿100番ツイルであるS5900、スーピマ80サテンでウォッシャブル加工をしたWS8800が蔭山さんの生地。安定していて使いやすい。昨年は今となっては手に入らないエジプト超長綿の最高峰GIZA45の160番手双糸の平織り生地の限定品もここの製品である。
今年の傾向は、ポリエステルを使ったものが非常に増えているということ。これは、羽毛が高騰しているために、充填量を減らすことができる軽いポリエステル素材に人気があるのだという。もちろん私どもでは使わない。ポリエステルが入ると通気度が悪くなって、蒸れやすく羽毛の良さを生かせないからである。
普段聞けないお話を聞いた後は、梅田のグランフロント大阪へ。
新しいだけあって、なかなか工夫されている。
どうやってパクるかなぁ
一泊二日の社員研修旅行(1)
テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
2013/06/22 18:04
6/17-18と社員研修旅行へ。今年は製造の現場を見ようということで、和歌山・高野口の青野パイルさんへ。
羽毛布団や麻パッドは自店オリジナルだから、企画から製造へのプロセスがわかりやすいのだけれど、毛布などは、製品として仕入れて販売することが多い。プロとしては、原料や製造を理解した上で、快眠のためにどう選ぶかということを説明することが求められる。
青野パイルさんは、私の店ではシール織りのウォッシャブル毛布等、高品質な毛布を製造するメーカー。到着一番「本当にシール織りがどういうものか、ということを理解して販売している店はほとんどありません」
昔は宴会メインの招待旅行で工場見学をすることもあったが、昨今は皆無。特に毛布は国内が壊滅状態で、その中でどのように生き残りを図るかが問われている。販売する側もそうで、その意味で多く学ぶものがあった。
普通だと出来上がった生地しか見ない。ところが、その生地を織ろうと思ったら何千本もある経糸を一本一本間違えなく通し、やっとそれから織りに入れるわけで準備だけでも大変だ。そのことに気がつくだけでも違うのである。
見学後、紀ノ川を渡るとそこは九度山。真田の六文銭の機を横目に高野山へ。まさしく御山というにふさわしいパワースポットである。あんまり時間がなく、重要なところだけ見て難波へ。大学の後輩が南海の役員なので、彼に敬意を表してこの日はオール南海である。
眠りを生業にしているので、ホテルはちょっと贅沢にスイスホテル南海。良いホテルなんだけど、非常に蒸れやすい布団で寝具に関しては×。
夕食はなんばパークスのポルトガル料理。なかなかgood。
二次会でバーを探していたら、法善寺横町に良いバーが。この界隈は先年火災にあったが、ネオンも少なく落ち着いた風情の店が並んでいて好ましい。
羽毛布団や麻パッドは自店オリジナルだから、企画から製造へのプロセスがわかりやすいのだけれど、毛布などは、製品として仕入れて販売することが多い。プロとしては、原料や製造を理解した上で、快眠のためにどう選ぶかということを説明することが求められる。
青野パイルさんは、私の店ではシール織りのウォッシャブル毛布等、高品質な毛布を製造するメーカー。到着一番「本当にシール織りがどういうものか、ということを理解して販売している店はほとんどありません」
昔は宴会メインの招待旅行で工場見学をすることもあったが、昨今は皆無。特に毛布は国内が壊滅状態で、その中でどのように生き残りを図るかが問われている。販売する側もそうで、その意味で多く学ぶものがあった。
普通だと出来上がった生地しか見ない。ところが、その生地を織ろうと思ったら何千本もある経糸を一本一本間違えなく通し、やっとそれから織りに入れるわけで準備だけでも大変だ。そのことに気がつくだけでも違うのである。
見学後、紀ノ川を渡るとそこは九度山。真田の六文銭の機を横目に高野山へ。まさしく御山というにふさわしいパワースポットである。あんまり時間がなく、重要なところだけ見て難波へ。大学の後輩が南海の役員なので、彼に敬意を表してこの日はオール南海である。
眠りを生業にしているので、ホテルはちょっと贅沢にスイスホテル南海。良いホテルなんだけど、非常に蒸れやすい布団で寝具に関しては×。
夕食はなんばパークスのポルトガル料理。なかなかgood。
二次会でバーを探していたら、法善寺横町に良いバーが。この界隈は先年火災にあったが、ネオンも少なく落ち着いた風情の店が並んでいて好ましい。