おまけ付き 羽毛布団のリフォーム

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
火曜日の滋賀夕刊の広告でご存じの方もいらっしゃるかもしれない。
今日から夏物のバーゲン。

そして、羽毛布団をリフォームされたお客様には、先着50枚まで、1枚に付き1枚、本麻クール枕パッドが付いてくるというおまけ付き。早速何枚かご注文をいただいている。

夏は特に首筋に汗をかきやすい。これが故に、枕には臭いが付きやすい。本麻クール枕パッドを使うと、表は麻生地だから涼感あり、中わたも麻だから吸湿性も抜群だ。先日お買い上げいただいたIさんは、早速フェイスブックで「涼しくて気持ちいい~」とコメントを寄せていただいた。

その本麻クール枕パッドの、しかも両面麻タイプを1枚おつけするという、タイムリーなサービス。(と自画自賛)

夏の間に、布団の打ち直しをする、というように冬の布団の手入れをするのが日本の伝統的習慣。
今年の秋は、ふっくらと甦った羽毛布団で寝てみるというのはいかがだろうか?

もちろんサービスで釣っているのではない。店頭設置は日本で2台だけという、ドイツ・ロルヒ社の羽毛洗浄機で羽毛を直洗い、乾燥して除塵、さらに大きいゴミを分別、さらに羽毛除塵機で細かいホコリを取り除き、最後はサイクロン充填機でもう一度ゴミを取る、というように徹底したホコリを取り除くことが最大の特徴なのである。

羽毛洗浄機

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お電話いただければ、柄見本を持ってお宅までお伺いさせていただくので、まずはお気軽にご相談を。

2つの地方博 ポートピアとフードピア

テーマ:まちづくり
SirMurai先生の記事「博覧会って、そんなもの!」に触発されて、かつて行われた二つの地方博の意義を辿ってみたい。

それは奇しくもユートピアという言葉を取り入れたポートピアとフードピア。
なぜか両方ともご縁がある。

ポートピアは神戸で1981年に開催された。ちょうど前年に大学を卒業したのだが、在学当時は埋め立てがほぼ完了し、コンテナヤードが作りかけていた頃で、何もなく、時々バイクで気が済むまで走りにいったものだ。

ミナト・コウベ、風見鶏の街というハイカラではあるが、近代的なイメージが薄かった神戸市が神戸港沖に埋め立て地を造成し、新都市を造成、そのこけらおとしに開催されたのが神戸ポートアイランド博覧会。後に続くさまざまな地方博のさきがけとなった。

埋め立て用の土砂は、現在では西神地区と呼ばれる山の中からとりだし、そこにも都市や住宅を造るという一石二鳥を狙った企画で、この当時 株式会社神戸市と呼ばれた。

ポートピアの狙いは、神戸がポートアイランドをきっかけとして、新しい近代都市として生まれ変わろうとしているというイメージづくりを担ったものだ。この狙いはポートピアの成功とともに、うまくあたったと思う。

神戸というブランドイメージの刷新がその目的だったといえるのではないか。

一方、フードピア金沢は1985年から始まった。プロデューサーは出島二郎先生である。先生にお出会いしたのは1992年のことだが、1989年に日本青年会議所に出向した折に、アワード(全国のJCの事業を褒賞するもの)の現地調査員として、後に会頭となった当時副委員長の村岡君らと金沢を訪れアワード申請があったフードピアについて学ぶ機会を持つことができた。

フードピアのフードはFoodと風土をかけた言葉だ。コンセプトノートを全て紹介することはとてもできないが、冬の日本海の食の魅力を、金沢という武家文化の空間で最大限に活かしたイベントである。それはポートピアと違い、パビリオンはほとんど無かった。金沢や石川県の料亭やレストランなどで、一流文化人と一緒に食して歓談するという「食談」が事業のメインである。当時3日間に50人以上の著名人が金沢を訪れた。元々持つ空間を食談を通じてパビリオンにするという発想は、それまでの(今でも)地方博にはなかった斬新なものだった。

もっと斬新なことは1990年を本祭のスタートとし、それまでの5年間を実験祭と位置づけ、能登へなど地域を広げたりしながら過程をふんで、コンセプトから生まれるイベントの深みを造っていったことにある。

冬の暗い裏日本のイメージをひっくり返して、ものの見事に上質なイメージづくりを作った 金沢の都市ブランドを築きあげた屈指のイベントといえる。

フードピア金沢については、当時滋賀総研にいらっしゃった織田先生などの本もよませていただいたが、その後出島先生との出会いがあり、秀吉博覧会を通じてお話しを聞くなかで、徐々にそのコンセプトを理解することできた。バブル全盛期に箱物を作らず、量より質を追求した考え方には、今なお新鮮である。

そして、我が近江という国の持つポテンシャルを気づかされるのだ。

「何もないところを見せることが、もっとも創造的である」 言葉で判っても、多くの人を説得するにはなかなか厳しい概念だ。博覧会前に先生はおっしゃった。「小谷城の価値を理解する人多く来る。そういう時代が来ている」

小谷城に登った3万人以上の人々がそれを証明しているのだろう。100万人来場されるより、そのことの方が遙かに価値が高いのだと。

麻の掛ふとん、ようやく仕上がり

テーマ:眠るための道具・寝具のお話
夏の暑さは9月のお彼岸さんまで続く、9月の上旬といえばまだまだ暑い。
といっても夏物が売れるのはお盆までかなぁ、お盆を過ぎてしまうと雰囲気が秋モードになるからなのだろう。

10日ほど前に完売してしまった、本麻クール掛ふとん。近江縮みとウォッシャブル麻わたを使った涼しく軽量な掛ふとんである。掛ふとんというよりは、ケットと呼んだ方が良さそうか。

タオルケットはガーゼケットは吸湿性は良いのだが、まとわりつくのが好きではない。ところが、このケットはそれがない。ということで、2年前に開発してから夏はこのケットをずっと使っている。表面のさらさら感が抜群だ。

本麻クール掛ケットB

これね。価格は29,800円。安くはないが、従来の本麻ふとんと比べたら、こちらの方が劇的に良くて、しかも安い。いままでのちょっとした本麻ふとんは4~5万円はしたから。(今でも)
ご入用の方はこちらで

6月末に注文して、7月10日頃には仕上がるはずだったのに・・・忙しいのだそうである。「いつまで待たせるの!」とせっついたら、加工場から袋にも入れずに、ビニールにまとめて12枚入って来た。

同じ生地を使って、中綿がレギュラー麻わたを使ったものとどう違うのか?中綿の量でいうとレギュラー麻わたの方が倍多く入っている。多く入っている方が高いはずじゃないか・・・といわれそうだが、逆。

通常の麻わたは200g/㎡で打つ(綿にするのを打つ=打綿という)のが限界で、ここまで薄く作ると多針キルティングのピッチを5cmぐらいにしないと、洗ったときに中で寄ってしまう。ちなみに、本麻クール敷パッドはレギュラー麻わたを300g/㎡で作っている。

この制限を取り除いたのがウォッシャブルの麻わただ。100g/㎡という薄い打綿ができ、しかも洗っても偏ることがほとんど無いので、キルティングも通常の10cm角ぐらいでも問題ないのである。

200g/㎡のレギュラー麻わたと、100g/㎡のウォッシャブル麻わた。ふとんにすると300gぐらいの違いなので、どちらでも良いようなものだが、比べるとやはり軽い方がさらっとしている。これからの盛夏は軽い方がいいだろうね。

ということで、ご購入をご検討中の方は楽しく迷ってください。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

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