メルトダウン
テーマ:よもやま話
2011/07/10 02:17
梅雨が明けて、この暑さ。節電とはいっても、ついついクーラーのリモコンに・・・
暑くてとろけそうで、ぐたっとなる・・・メルトダウンですな。これだけ暑いと、コンピュータもシステムダウンしやすくなってしまう。
ついでに内閣もメルトダウン寸前。首相はというと、攻めに強く守りに弱く、チームプレイが苦手。水素爆発しまくって、ようやく冷却停止するかと思うと、またしても温度上昇。福島原発の現場で頑張っておられる方々にとっては、あまりのアナロジーに途方に暮れてらっしゃるのではないかと推察。やりきれない。
さて、今回の事故をきっかけにして原発に対してさまざまな動きが起こっている。
1.思想的な立場からの反原発(センソウ・ハンタイ!ゲンパツ・ハンタイ! 的な・・・いわゆる左系っぽい)
2.エネルギー政策の転換を求める脱原発とか卒原発
3.それでも電気は原発に頼らないわけには・・・という存原発
こんなところか?
思想性を問うことは、本当は一番大切なことなのだけど、残念ながら、議論の多くは好き嫌いのレベルが多く、不安をかき立てているだけ。所詮お題目で代替案を持たないという、左派に典型的な脆弱性を持つ。
エネルギーの大黒柱としての原発は容認せざるを得ないという立場は、現実的ではあるが、こちらはリスクコントロールが脆弱。福島の例でわかるのだが、仮に福井にある1基でも同様のトラブルを起こすと、あの地域の原発は全部停止せざるを得なくなる状態に追い込まれるのは明白であって、関電の場合、エネルギーの半分をほぼ恒久的に失ってしまう。このリスクコントロールをどのように考えるのか、に対する答えがない。もちろん、災害補償となれば、岐阜・愛知をまきこんでしまい、福島以上のコストが必要だと思われる。関電は100%潰れるだろう・・・ということは十分な補償はほとんど期待できない。
実際は古い炉を除くと安全性はそこそこ高いのであろうが、原子炉災害発生の期待値が確実に一桁以上は上がってしまった現状では、十分に説明されているとはいえない。
リスクをどう評価して、どのような方向性を導いていくのか 実のある議論が欲しいところだ。
暑くてとろけそうで、ぐたっとなる・・・メルトダウンですな。これだけ暑いと、コンピュータもシステムダウンしやすくなってしまう。
ついでに内閣もメルトダウン寸前。首相はというと、攻めに強く守りに弱く、チームプレイが苦手。水素爆発しまくって、ようやく冷却停止するかと思うと、またしても温度上昇。福島原発の現場で頑張っておられる方々にとっては、あまりのアナロジーに途方に暮れてらっしゃるのではないかと推察。やりきれない。
さて、今回の事故をきっかけにして原発に対してさまざまな動きが起こっている。
1.思想的な立場からの反原発(センソウ・ハンタイ!ゲンパツ・ハンタイ! 的な・・・いわゆる左系っぽい)
2.エネルギー政策の転換を求める脱原発とか卒原発
3.それでも電気は原発に頼らないわけには・・・という存原発
こんなところか?
思想性を問うことは、本当は一番大切なことなのだけど、残念ながら、議論の多くは好き嫌いのレベルが多く、不安をかき立てているだけ。所詮お題目で代替案を持たないという、左派に典型的な脆弱性を持つ。
エネルギーの大黒柱としての原発は容認せざるを得ないという立場は、現実的ではあるが、こちらはリスクコントロールが脆弱。福島の例でわかるのだが、仮に福井にある1基でも同様のトラブルを起こすと、あの地域の原発は全部停止せざるを得なくなる状態に追い込まれるのは明白であって、関電の場合、エネルギーの半分をほぼ恒久的に失ってしまう。このリスクコントロールをどのように考えるのか、に対する答えがない。もちろん、災害補償となれば、岐阜・愛知をまきこんでしまい、福島以上のコストが必要だと思われる。関電は100%潰れるだろう・・・ということは十分な補償はほとんど期待できない。
実際は古い炉を除くと安全性はそこそこ高いのであろうが、原子炉災害発生の期待値が確実に一桁以上は上がってしまった現状では、十分に説明されているとはいえない。
リスクをどう評価して、どのような方向性を導いていくのか 実のある議論が欲しいところだ。