みのりばし

テーマ:まちづくり
本日から十日戎が始まりますが、吉兆販売のご奉仕にこれから恵比須宮(豊国神社)に赴きたいと存じます。

昔、「狩人」という兄弟の歌手がおりまして(古う~)、「アメリカ橋」という歌を歌っておりました。「♪アメリカ橋って知ってますか~?恵比寿と目黒の間にある~....」という具合に。

さて当長浜には恵比須宮と黒壁の間、お旅所の手前に「みのりばし」という橋がございます。曳山祭で山がお旅所に入る前にこの橋のところで待機し、正装した後入場いたします。

「みのりばし」って「みのもんた」の本名だっけ?いやあれは「みのりがわ」か。「みのりがわ」って「御法川」と書いたな確か...。そんなことを考えているうちに「みのりばし」ってどういう字を書くのか知らない自分に気がつきました。

調べてみました。「豊橋」と書きます。これって長浜人にとって常識なんでしょうか?知らなかった人のために書き進めます。(豊国神社リーフレット参考)

徳川幕府の政権下では、太閤さんを神格化することは許されなかったので、町衆が一計を案じ「えびす宮」を建て太閤さんを裏に隠して祀った、という話は皆さんご存知ではないでしょうか。これが「十日戎」の始まりで、毎年1月9日~11日まで豊国神社で賑々しく開催されております。

さらに弘化3年(1846)になりますと、太閤さんの恩徳を町民に布撫するために又々一計を練り、豊臣家の一字をとり『豊神社』と書いて『みのり神社』と呼んでいました。その名残が『みのり橋』なんだそうであります。

「みのりばし」が掛かっているのは長浜城の外堀跡であります。ちいさな流れですが油断は禁物。ゆめゆめ「身乗り出し」はご遠慮くださいね。

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