同層会

テーマ:よもやま話
昨日虎姫高校第31回卒業生の同窓会が京岩さんで開催されました。クラスは7組まであり、各組45名として315名ほどいたわけですが、そのうち125名(4割)参加という大同窓会となりました。恩師も8名のご出席をいただき、会場はまさに立錐の余地も、バイキングの料理を取りに行く余地もないほどの大混雑となりました。

卒業後30周年というわけですから、大方「はげた」「ふけた」「ぼけた」の「けた」のハ行五段活用の路線を歩んでいるわけですが、見たところ大まかに、1.ほとんど変わってないやつ、2.ふけたやつ、3.何だか昔より若返ったように見えるやつ、の3種類に分けられるように見受けられました。

最も多いのが1番の「ほとんど変わってないやつ」。何年も会ってないのに、すぐ「これは○○君」「あれは××さん」「全然変わってないねえ」という輩です。

2.のふけたやつ、というのは見た目というよりも、何か生活に疲れているようなやつ、妙に太ったやつ、あるいは人並み以上に頭が薄くなったり白くなったやつ等がこの範疇に入るでしょう。

人数的には一番少ないのですが、ごくわずかに見られるのが、3.昔より若くなっているやつ。この年になると首の周りなどや腹回りに肉がつくのが当たり前なのに、あごがしゅっとしていて、髪もふさふさ、白髪もなし、こいつは苦労なしか、というやつが中にはおります。

しかしテーブルに置かれた卒業アルバムの写真と見比べれば、いずれも年を取ったのは明らかであり、見かけの老成度は、「自分を基準にどうなのか」、ということになるわけで、自分と同程度に老けている連中(同層生と呼ぼう)は、ほとんど変わらないように見えるだけであるという現実に気がつくわけであります。

人間の老い方もまた統計学の正規分布に従っており、自分はその分布図の一体どの辺りに位置するのだろうと思いを馳せた一日でありました。


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