好齢者たちの元気会集落
テーマ:まちづくり
2008/09/15 09:18
「限界集落は、過疎化や少子高齢化で65歳以上の人口が半数以上を占める集落を指す用語。(中略)長浜市の場合、市内全276自治会中、「高齢化率50%以上」の限界集落は、意外にも市街地中心部の伊部町自治会一つのみ。12月28日現在、同自治会の高齢化率は50・74%。次いで南新町自治会の同47・36%と、限界集落は市街地に集中している。」
今年1月9日の近江毎夕新聞の記事であります。
今日は敬老の日。ハッピーマンデイなる無思慮な施策によって毎年日が変わるようになってしまいましたが、やはり敬老の日は9月15日というのが落ち着きがよく、しっくり来ます。
さて今年から副自治会長兼会計を拝命し、今日はこれから自治会長さんとともに、敬老の日の御祝配りに歩くことになっております。我が伊部町自治会は上記記事の通り長浜市唯一の「限界集落」ということで、33名のお年寄りが御祝の対象となっています。(ちなみに小学生未満ゼロ、小学生が1名、中学生2名、3人は同一世帯)
さぞかし活気のない所かと思われますでしょうが、商売をされている方が多いせいでしょうか、総じて我が町のお年寄りは皆さん元気でありまして、限界というより「元気会」集落と呼びたくなるほどです。
「老いはこうしてつくられる」(正高信男・中公新書)、「地域の力」(大江正章・岩波新書)という本に奇しくも同じ様な事が書かれておりました。すなわち
1.年寄りは年寄り扱いすることで生まれる。
2.高齢者の幸福はいかに自己実現の機会を確保できるかで、それは他人の期待に応えること
3.人間にとって出番があることが一番大事で、人を元気にするのは出番と評価
幸い、我が町には出番のあるお年寄りが多いということかと思われます。山組名も「翁山」。病気や寝たきりということなく「大往生」という幸福な最期が迎えられる好齢者のまちであり続けたいと思います。
今年1月9日の近江毎夕新聞の記事であります。
今日は敬老の日。ハッピーマンデイなる無思慮な施策によって毎年日が変わるようになってしまいましたが、やはり敬老の日は9月15日というのが落ち着きがよく、しっくり来ます。
さて今年から副自治会長兼会計を拝命し、今日はこれから自治会長さんとともに、敬老の日の御祝配りに歩くことになっております。我が伊部町自治会は上記記事の通り長浜市唯一の「限界集落」ということで、33名のお年寄りが御祝の対象となっています。(ちなみに小学生未満ゼロ、小学生が1名、中学生2名、3人は同一世帯)
さぞかし活気のない所かと思われますでしょうが、商売をされている方が多いせいでしょうか、総じて我が町のお年寄りは皆さん元気でありまして、限界というより「元気会」集落と呼びたくなるほどです。
「老いはこうしてつくられる」(正高信男・中公新書)、「地域の力」(大江正章・岩波新書)という本に奇しくも同じ様な事が書かれておりました。すなわち
1.年寄りは年寄り扱いすることで生まれる。
2.高齢者の幸福はいかに自己実現の機会を確保できるかで、それは他人の期待に応えること
3.人間にとって出番があることが一番大事で、人を元気にするのは出番と評価
幸い、我が町には出番のあるお年寄りが多いということかと思われます。山組名も「翁山」。病気や寝たきりということなく「大往生」という幸福な最期が迎えられる好齢者のまちであり続けたいと思います。